さて今回 ダイアトニックコードを書きたいと思ったんですが
その前に音階と調 そしてコード名の表記方法のイロハくらいの予備知識がないと
理解がしにくいのかなあ と思い まあその辺をダイアトニックの前段階として
書こうと思います ・・・この辺の事は多くの人が見直したい
或いは知りたいと思ってるのではないかと 思います
もうその辺は大体分かるのでと言う人は 課題2を設けました こっちは中上級者向けですので
是非そちらも見て課題を解いてください。
さてではその本題のまず第一歩 スケール(音階)ってそもそもなんでしょうんね 一体?
スケールは尺度と言う意味もある位ですから 或る音から1オクターブ上の或る音までの事ですね
その1オクターブを7つの音で表現するのもあれば 5つしか音がないもの
又8つあるスケールもあります・・・そして音の数だけではなく それぞれ個々の音の間隔が様々で
それによって スケールは楽しい雰囲気・哀しい雰囲気 ヨーロッパ的 ラテン的等
私達にそんな印象を感じさせてくれます つまり個々のスケールは個性を持っているわけです
その種類は何十種類もありますが 音楽の入り口としては2種類だけを考えればよいです
それは明るい代表のスケールのメジャースケール(長音階)と
哀しい代表のスケール マイナースケール(短音階)です・・・・・この2つのスケールが
長い音楽の歴史の中で淘汰され生き残ってきた2大柱のスケールと思ってください
ですからスケールを知るときまずこの2種類のスケールを勉強します
ではまずメジャースケールつまり長音階ってどんな音の階段なのでしょうか
まあ簡単に言えばドレミファソラシドです・・・・小さい頃から慣れているので意識しにくいですが
明るい音の雰囲気がする音の羅列になってます
このドレミの音は個々の音の間隔差が 最初から全 全 半 全 全 全 半 になってますよね
ギターのフレット間隔で2F 2F 1F 2F 2F 2F 1Fの間隔差です 全て2弦で考えると
1Fがド そこから2F上がって3Fがレ 2F上がって5Fがミ 1F上がって6Fがファってな感じです
又この全音と半音の組み合わせが長音階 つまりメジャースケールの公式になっています
つまりこの間隔差で弾けばドからに限らず ソからでもファからでも みな同じドレミファ~に
聞こえます これはご存知ですか?・・・試しにやってみましょうか?
1本の弦だけで・・・例えば1弦でよいでしょう 指は人差し指のみで他の指には変えずに・・・
まあ1フレットから7フレットくらいの何処でも良いので スタートする音を決めてください
そしてそこのフレットから右方向に移動した音を弾いてください
移動する順番は前記した 最初の音を弾いたら
2F 2F 1F 2F 2F 2F 1Fの間隔差で右方向に人差し指だけで移動して弾いて下さい
如何でしょうか? ドレミファに聞こえるでしょ?・・・・つまり何処から弾いても長音階なのです
ただ音の高さが違うだけです・・・このことを移動ドとも言います
では課題1です
1弦の1Fからと1弦の5Fからとで2種類で上記の公式の間隔差で長音階の公式を弾いてください
そして何回か弾き比べて 印象は1から弾いたのと5Fから弾いたのでは どう違いますか?
大体でいいので主観で確かめてください
又1Fからのドレミ 或いは5Fからのドレミと言う表現は 野暮ったいですよね?
何かいい知恵や方法はありませんか? 考えてみてくださいな
課題2 アドリブを志す人へ・・・アッパーストラクチャートライアッドってどんな意味で
又アドリブの時にどんな使い方をされる? 考えてみてください 知らない人はこれを機会に
さて答え合わせは次回に・・・・。
言葉を聴いただけでひっくり返りそうですが
G/A7とかいうやつですね ベース指定コードとよくいてるけど違いますよね
アッパー~は日本語で言えば 上部構成三和音だよね
何かの上にできる三和音だけど 何の上にできる三和音で 又何のために出来る三和音かだよね
5Fからのが元気な印象がありますが
1Fは少し同じドレミでも地味な印象
じゃあ1Fと5Fのドレミのネーミングを考えてみてください。
ファのドレミ 又ラのドレミで区別は付きますね
コードの奇数倍音列の1357度より上に出来る音の事ですか?
では CM7のアッパーストラクチャーはなんだと思う
一度考えてみなはれ
ヒントは音名です・・・。
FメジャースケールとAメジャースケールですね