今年の釣り始め。さて何処へと思いましたが、午前中に行くところがあった為、
そこから近い埼玉のB沼へ行きました。
ここは敢えて名前を伏せる必要が無いほどタナゴでは有名な場所ですが、一応
具体的な生息地の公開は避ける暗黙ルールに則り、B沼とします。
ここは子供が小さかった頃、何度か遊びに来たことはありましたが、釣りをした
のは昨年11月が初めてでした。
その時、最初に釣れたのがタイリクバラタナゴでしたので正直驚きました。
以前はかなり有名だったようですが、最近はタナゴはなかなか釣れないと聞いて
いたからです。
しかし、その日釣れたのは結局その一匹だけでした。
その後、12月にもう一度行きましたが、朝から夕方近くまで居て、釣れたのは
モツゴ一匹のみで、アタリも殆どありませんでした。
そのリベンジも兼ねて、早速11月にタナゴが釣れたポイントで竿を出しましたが
アタリすらありません。近くでタナゴ仕掛けのおじさんが居ましたが、友人らしき
人から声を掛けられ、「駄目だね。アタリすら無い。寝てんだな」と言って、
早々に引き上げていったので、こちらも長居は無用と一時間チョットで引き上げる
ことにしました。
しかし、折角の釣り始め。他の魚でも良いから釣ってみたいと、B沼から数キロ
離れた、荒川総合運動公園近くのホソに行ってみました。
ここは小鮒釣りで有名なところで、私にとっては思い出深いところです。
昨年6月頃から釣りを始めましたが、最初に通ったのがこの場所なのです。小魚が
釣れると聞き、釣りの知識などあまり無い状態で釣っていましたが、初夏から夏に
掛けてとにかく良く釣れました。
釣れたのは主にオイカワと小鮒で、オイカワの強い引きに驚いたものです。最初は
オイカワという魚を知りませんでしたので見たことの無い綺麗な魚が釣れたと思った
ものです。小さな小鮒が釣れた時は、タナゴとの見分けが出来ず、隣で釣っていた
おじさんに、「これタナゴですよね?」と興奮気味に聞き、「それフナだよ」と半ば
あきれ気味に言われがっかりしたりしていました。
浮きが沈んで魚が釣れる面白さと、タナゴはなかなか居ない魚だということを教えて
くれた最初の場所でした。
農業用の水路のため、左の写真のとおり冬場は殆ど川に水はありませんが、一部に
深さは20センチ位と浅いですがホソが続いています。
今日は小物狙いの人が5人ほど竿を出していました。
私も隣で竿を出しましたが、B沼同様にまったくアタリがありません。
もっとも、B沼はタナゴ狙いでしたが、このホソにタナゴはいません。さすがにこの
時期にタナゴ用の黄身練りでは厳しかと言い訳の材料を見つけ、ここも一時間ほどで
納竿しました。
釣果はゼロでしたが、この場所はラジコン飛行機やラジコングライダーの数少ない
飛行場所となっていて曲技飛行するラジコン飛行機や悠然と飛ぶグライダーを見る
ことができます。
子供の頃、今は殆ど見ない「Uコン」というワイヤーで操縦する飛行機を趣味として
いた私は釣りと同じように昨年小型のラジコン飛行機を買いました。
ラジコンについては又、折を見て書きたいと思います。
さて、釣果ゼロで魚の写真が載せられませんので、私が使っている便利グッズ?を
いくつか紹介します。
ひとつは、駐車場から釣り場まで距離があるときに活躍する折り畳み式のカゴです。
網状ですが結構丈夫で、取っ手も付いているので写真のように釣り道具、折り畳み
椅子等を纏めて持ち運べ実に重宝しています。百均で購入しました。
次は寒い冬の川べりで手がかじかんで仕方ないので購入した指先が開いた軍手です。
指先があると餌付けの時に針が絡んだり大変ですが、これはちょうど良いです。これも
百均で購入しました。釣具店でも同様のタイプを売っていますが値段は結構高いです。
チョットした寒さしのぎならこれで十分だと思います。(倹約家の鏡だな)
次はニトリで買った折り畳み式のカゴ。車に釣り道具を一纏めに置けるので重宝します。
ちなみに折り畳み椅子の隣は5リットルの容器。常に水を入れてあります。水道が無い
場所では必需品です。
最後に写真はありませんが、釣り道具入れには先の曲がったピンセットと先の細長い
ペンチが入っています。
ピンセットは口の小さな魚が針を飲んだときに外すのに使います。余り奥まで飲み込んで
いる場合は糸を切らなければなりませんが、手前であれば外すことが出来ます。
ペンチはコイやブルーギル等、少し大きな魚がかかったときに同じく針を外すのに重宝
します。
竿や仕掛けは、残念ながら初心者なのでとてもお見せできるものではありません。
いつか自作で満足いく仕掛けが出来たら載せたいと思います。
今日は残念ながらボウズでしたが、冬の釣りは難しいと割り切って、次こそ頑張ろう。