森と水辺の散策紀行

東京近郊の森や丘陵、山に川など、
ぶらり気ままに散策しています。

新規開拓で小鮒釣り

2012年03月25日 | その他の釣り



最近は埼玉のB川近くで見つけたモツゴ池にばかり繰り出していましたが、

本格的な釣りシーズンを前に少し新規開拓をしておこうと、B川の上流を

回ってみました。


あらかじめ地図で気になるところを調べ幾つか回ってみましたが、二ヶ所目に

向かった辺りに二台ほど車が止まっていたので、近くに車を止めて川に下りて

みました。


そこは川幅のあるB川とは全く違った小川のような、沼のような場所でした。






いかにも小物釣りに適した場所のように思えますし、もしかしたらタナゴもと

期待したくなるような場所です。


先行者はヘラブナ釣りのおじさんが二人だけですので、挨拶して少し離れた

場所で竿を出しました。




水も濁り感じは良いもののアタリはきませんが、取り敢えず粘ります。

すると、左側の水草の茂み辺りで小魚がヒラ打ちしたのが見えました。

すかさず、その辺りに仕掛けを落としてみます。




しばらくヒラ打ちは続きますがアタリはきません。じっと我慢で粘ると‥。



来たのは、おなじみのモツゴ君でした。


直ぐにリリースし同じ場所を攻めてみます。するとしばらくして又アタリが‥。




久しぶりの小鮒です。ここ数ヶ月、モツゴとタモロコばかりだったので

小鮒といえど、”大物”を釣り上げた気分です。


しかし、釣り上げたとき体高があり一瞬タナゴかと思いましたので嬉しさも

中くらいといったところでしょうか。


ところで、釣りはじめてしばらくしてヘラブナ釣りの二人は今日は釣れないと

帰ってしまったので、この郷愁溢れる釣り場に今日は寂しく一人きりでした。


フナをリリースして更に釣り続けていると、左側で草が音を立てました。

振り向くと、なんと一メートルくらいの場所にヒヨドリが止まっています。




目が合ってもカメラを向けても逃げようともせずしばらく止まっていました。

野鳥のくせに何とも人懐っこいと思いながら、風が出てきたので納竿しました。


戻る途中、あたりを見渡すと大きな木がありました。





何とも趣きのある場所です。


大木を眺めてから川べりに戻ると反対側に何か丸いものが見えます。




川を渡り近付いてみると、




時計でした。しかも時間は一分の狂い無く正確です。


誰が置いたのだろうと思った瞬間、何かが時計の下に飛び込んできて、すぐさま

二、三メートル離れた笹に止まりました。‥ヒヨドリです。




多分、先ほどのヒヨドリです。

これは単に人懐っこいのではなく、誰かが餌付けしたのではないかと思いました。

もし追っかけてきたのだとすれば餌を貰えると思っているのかもしれません。

あいにく食べ物は何も持ち合わせていなかったので期待には添えませんでした。


とても雰囲気の良い小物釣りの新規ポイントを見つけられたのと、人懐っこい

野鳥に会えたのが今日の収穫でした。




モツゴ池の主?

2012年03月18日 | その他の釣り



今日は午前中に野暮用があったので、時間が出来たのは午後一時近く。

この時間では遠出は出来ないので、比較的近い埼玉のB川へ行くことにしました。

B川には先週も行きましたが、釣れたのはギルだけで、クチボソすら釣れませんでした。

しかし、近くで釣っていたオジサンは小さいですがバラタナゴを二匹釣っていたので、

今日はその近くでバラタナゴ狙いです。

天気予報では埼玉南部は一日中曇りで気温もそれほど低くないので期待して向かいます。

しかし、公園の駐車場に着いたとたんに雨がパラつきはじめ、川に着いたときには

本降りになってしまいました。

雨合羽を着て竿を出しますが雨に打たれた川面ではウキの動きがさっぱり分かりません。

雨は弱まったり強まったりを繰り返したので、一時間ほどは粘りましたが僅かなアタリを

一、二度感じたくらいでしたので、取り敢えず何か釣りたいと思い、最近良く行く近くの

モツゴ池に向かいました。

相変わらず誰もいませんが、いつもの場所で竿を出すと、すぐさまアタリが出始めます。


そしてアタリに合わせると、



2センチくらいのチビモツゴです。


その後もアタリはありますが、釣れるのは、



同じサイズのチビモツゴばかり‥‥。


雨は上がりましたが大きなモツゴは釣れません。

少々退屈気味になり、いつも見かけるミシシッピアカミミガメを探しますが今日は姿を

見せません。


しかし、芦の隙間から何か赤いものが目に入りました。




良く見ると50センチ以上はありそうな大きな錦鯉です。

そして鯉はすぐさま反転し、目の前を悠々と通り過ぎていきました。




このモツゴ池の主なのでしょうか?

タナゴも釣れず、モツゴの釣果もいまいちでしたが、モツゴ池の主?に会えたのが

唯一の成果でした。




再びモツゴ池へ

2012年03月04日 | その他の釣り



先日見つけた埼玉のモツゴ池に再びチャレンジです。

しかし数日前に関東に雪が降り、今日も気温は10℃に届きませんので、
魚達の活性は余り良くないかもしれません。

そんなことを考えながら池に繋がる葦原を掻き分けて進むと最近降った
雪と雨で、通路は湿地のようになっています。
いつもはスニーカーですが、今日は雨靴に履き替えてきて正解でした。




早速、前回の場所に陣取りますが曇り空で風もあり、少し寒さを感じます。



水面を覗き込むと今日は水が澄んでいて底が見えていますが魚影はありません。

竿を出して十分くらいで小さなアタリが出始めました。

そして、しばらくして一気にウキが沈み込み一匹目が釣れました。



期待したタナゴではなく、やはりモツゴです。

まあ、予想されたことなので気を取り直して再開します。

ふと足元を見ると前回同様ミシシッピアカミミガメがいました。



前回見たものより少し小さい気がしますので別のカメだと思います。

逃げようともせず、ずっとこちらを見ていましたが、その内スノコに
上り始めました。





周りが芦に囲まれて人気の無い池なので、愛らしい仕草に気がまぎれます。


そんな間にも釣れるのは‥‥。





結局、モツゴだけでした。気温が上がらないので3時前に納竿しました。

この池の優先種は間違いなくモツゴのようですが、まだタナゴを諦める気に
なりませんので再度チャレンジします。