菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

捨てました…思い出を(;_;)

2005年10月21日 | Weblog
10月21日(金)晴れ




突然ですが、倉庫整理をしました。


今まで、ヰタ・マキ(←俺っちが主宰する演劇ユニットです)の小道具やら衣装やらを保管してくれていた倉庫に行ったのです。




貧乏性の演劇人は、

「いつか使うだろう…いつか使うだろう…」


と、細かい物を溜め込んでしまう習性があり、気付いた時には…











え?夢の島ですか?ここは…( ̄〇 ̄;)











みたいな状態になりがちです。






それが美学(=貧乏)だと思い込んで、芝居で使った黒幕をカーテンにしていた仲間も居ましたからねぇ~。








そいつは、凄かったですよ。







西荻窪のトキワ荘みたいなアパートに住んでいたんですけど、玄関開けると、山の様に靴がザザッと並んでいる。











何人の大家族だよ<( ̄口 ̄)










って突っ込み入れたくなる位の玄関で、
要は色んな舞台で余った靴を衣装さんからもらって来た成れの果てなんですわ…。




たちが悪いのは、サイズ違うのも持って帰って来ちゃう所で、たまに格好良い靴があると、








彼「これあげようか?俺、サイズ違うし」


俺「いいの?じゃあ、俺はサイズ合うから」



彼「じゃあ、タバコ5本と交換ね」



俺「………」











闇市・・・?( ̄〇 ̄;)









要は、何でも持って帰って来るんですな。




だから、

彼「何か飲む?」

俺「ああ、じゃあウ―ロン茶」


と、言って出て来るのは、必ず舞台で使っていた小道具コップでした。




そして、部屋にある見渡す限りの物が舞台で使った小道具や大道具や衣装だったのは言うまでもありません。



今となっちゃあ、いい思い出です。






さて、今日の倉庫整理は?と言いますと、いやあ、数ある段ボールを開けて行くと色々出てきましたよ。





1つ1つの小道具を買った時の光景が走馬灯の様に駆け巡りました。





当時、なけなしの金で買った思い出の品ばかり…。





今じゃ、普通にパソコンを持ち歩いて仕事してますけど、この日記を立ち上げた時は、パソコンなんか買うお金がありませんでしたから、なけなしの金で漫画喫茶行って更新してたもんな~。





懐かしい(/_;)/~~




もう、今じゃ、使い物にならない物ばかりなので廃棄業者さんに頼んで全部捨てて貰いました。








♪~も~う、終わりだね~(byオフコ―ス)





そんな感じで倉庫を後にしたのでした。



写メは、ダンボールから出てきた俺っちが1番最初に劇場を借りて打った公演のパンフレット。

高校生でしたよ。

深夜にクロネコヤマトでバイトしたお金でやりました。


「グッバイ!青春!!」


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コメント (4)
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