菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

臣太朗、身が引き締まる。

2009年03月31日 | Weblog
3月31日(火)晴れ



今日は「桜ドリフターズ」稽古が無かったので、日中は映画「碁石ジャンクション」の執筆。


ようやく概要が固まって来た。

ここ数日で書いた物よりも面白くてかっちょいい、ホロッと出来るstoryが思い浮かんだので、頭から書き直し。



映画は初めてだからと言う概念に捕らわれ過ぎて、自分の書きたい物を若干見失っていた。

先月岩手に行って感じた沢山の事。
1ヶ月経って浸透した様々な事。


今、抱えてる全てを書きたいなと思う。

作家にとって脚本は、日記みたいなものだ。
どう生きてどう感じたかが全て台詞に乗る。


正直にね。
正直に書きたいと思う。
だから正直に生きたいと思う。



夜は久々に「こじゃれた はるいちばん」の本番を観に代官山へ。

客席は満席。

代官山に笑い声が飛び交う。

この瞬間が幸せ。
僕の書いた言葉がキャストの体を借りて、沢山の人に飛び込んで行く。



昨日、「こじゃれた はるいちばん」を観た俳優仲間から嬉しいメール。


「面白かった。元気出た。そして、当日パンフレットのコメントも良かったよ。芝居を観終わった後、改めて読んだらジンとした。来て良かった。」


と。


何の為に演劇を打つのか。


改めて、勇気付けられた。


僕は演劇をやれて幸せだ。
本当に。
演劇に出会えた事が、僕の人生で1番の至福だ。


そして、更に思う。


傷付く事が仕事なんだと。

「こじゃれた はるいちばん」を観ながら、僕は執筆中に傷付いた様々な出来事を思い出した。


痛みが分からないと、人の痛みなんて書けない。

正直に生きるって事は、それだけ傷付く事なんだから。



だからこそ、お客さんは楽しんでくれるんだ。


3月最終日は、新たに身が引き締まる思いになった。


明日から2009年度スタート。
心機一転。
もっといい男に。
もっと真っ直ぐに。



渋谷の桜はほぼ満開。


to be continued…



<今後のお知らせ>


2009年3月27日~4月12日
円盤ライダープロデュース #8
「こじゃれた はるいちばん」

脚本・演出
代官山RGBギャラリー
円盤ライダーウェブサイトへ


2009年4月8日(水)~12日(日)
さるしげろっく SPECIAL企画
「桜ドリフターズ」

脚本・演出
中野MOMO
さるしげろっくwebsiteへ




<お手紙などの宛先>

〒164-0013
中野区弥生町5-20-1弥生町ユニオンビル7F

SUNBEAM
菅野臣太朗宛
臣太朗王国web siteへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする