八月十九日(金)晴れ
第三回小橋杏佳プロデュース公演
その一 配信演劇「僕は…………好き………」
その二特別公演「僕は夏の色が好きだった」
稽古日
稽古して
若い出演者が
思っていた
感じていた
概念を
一言ずつ
壊していく作業が始まりました
普通って言葉の
基準が一体どこにあるのかは置いておいて
普通の概念で読んでしまうと
解読出来ないような脚本を
若い出演者たちに渡しています
当然
普通では理解出来ないので
当然の如く
困惑して
当惑しているんですが
理解した時点で
何かが拓けた表情になっていきます
それは
無意識に溜まっていた
胸の蟠りが溶けていくような感覚
そんな文字が羅列された難解なこの脚本を
彼女達は
残り僅かな夏を使って
演劇にしていきます
大人の俳優には
この本は書きません
だって
つまらないから
大人の俳優は
分かったように誤魔化してしまうから
だから
若者の俳優に書きました
若き才能ってのは
面白いですよ
誤魔化せないし
誤魔化さないから
そして
知りたいって欲求があるから
結局
どんな作品なのかというと
私たちは何者なのかって話です
今日も
お疲れ様でした
明日も
無理せず
愉しく生きよ
第三回小橋杏佳プロデュース公演
その一 配信演劇「僕は…………好き………」
その二特別公演「僕は夏の色が好きだった」
稽古日
稽古して
若い出演者が
思っていた
感じていた
概念を
一言ずつ
壊していく作業が始まりました
普通って言葉の
基準が一体どこにあるのかは置いておいて
普通の概念で読んでしまうと
解読出来ないような脚本を
若い出演者たちに渡しています
当然
普通では理解出来ないので
当然の如く
困惑して
当惑しているんですが
理解した時点で
何かが拓けた表情になっていきます
それは
無意識に溜まっていた
胸の蟠りが溶けていくような感覚
そんな文字が羅列された難解なこの脚本を
彼女達は
残り僅かな夏を使って
演劇にしていきます
大人の俳優には
この本は書きません
だって
つまらないから
大人の俳優は
分かったように誤魔化してしまうから
だから
若者の俳優に書きました
若き才能ってのは
面白いですよ
誤魔化せないし
誤魔化さないから
そして
知りたいって欲求があるから
結局
どんな作品なのかというと
私たちは何者なのかって話です
今日も
お疲れ様でした
明日も
無理せず
愉しく生きよ