「中国脅威論」の前原氏、要人と会えず 足元からも批判 (朝日新聞) - goo ニュース
朝日新聞12月13日付朝刊の「政治・総合」面で、「正しい歴史認識 日本に要求継続-中韓首脳、会談で一致」「3国会談延期『靖国が原因』-中国・温首相」と報道されている。
中韓首脳とは、温家宝・中国首相、盧武鉉韓国大統領の2人であるが、「正しい歴史認識」とは何かがよくわからない。まだそんなことを言っているのかと、呆れ果てる。欲しいものがあるのなら、はっきり言えばよいものをと思う。
「3国会談延期」とあるが、何も用がなければ、わざわざ会う必要はない。小泉首相と会談するのと気分が悪くなるということであれば、日本側から「会って欲しい」とあえて求めることもない。しつこく面談を求めると、ストーカーと間違われてしまうから、ここは、放っておくのが、得策である。
NHK大河ドラマ「義経」は、義経が自害して「完」となった。このドラマで教えられるのは、源頼朝の言動である。富士川の合戦などで鎌倉を離れたことはあったが、遠出はしていない。ほとんど鎌倉にいて、「戦略」を練り、「作戦」を指示して、平家を追討し最後は、後白河法皇の力を削ぐのに成功している。まさに「動かざること山の如し」である。
小泉首相も、共産党一党独裁・中国北京政府や韓国左翼政権の顔色を窺うように、ちょろちょろしない方がよい。首相官邸にデンと構えて、「敵」を翻弄し、日本の「戦略」を遂行し、「作戦」を展開する方が、外交も成功する。それでなくても、共産党一党独裁・中国北京政府や韓国左翼政権は、覇権拡大の国際戦略を着々と展開しているのであるから、あまりにもちょろちょろしすぎると術中に嵌められてしまう。民主党の前原誠司代表にも、やはり同じことを言いたい。
中国、韓国のなかでも、とくにしたたかなのは、中国である。「正しい歴史認識」「靖国神社」などのキーワードを飽きもせず言い続けて、日本人の行動を心理的に封じ込めようとの画策しているのが、手に取るようにわかる。
日本国民は、こんな稚拙な心理作戦に乗ぜられてはならない。この点に関して、面白い一文が、「WEDGE」(12月号)の巻頭を飾る「羅針盤」に掲載されている。東京外語大学の岡田英弘名誉教授の「日中親善の幻想を捨て対話より行動で接せよ」と題する文章である。
「我々日本人と中国人は、歴史的にも文化的にも異なる民族であり、互いに理解しあうことは不可能なのである。中国との対話が意味を成さない現実を認識し、いかにして言動から本質を見抜き、接していくかを考えねばならない」
実に、明快である。
「妻子とて油断は禁物、他人に心を開かぬ中国人」の項目では、 「長い歴史でつちかわれた文化は、中国人の夫婦関係にも及んでいる。中国の夫婦喧嘩の壮烈さは日本人にも有名だが」
と中国人の本性を指摘していて、小気味よい。
また、岡田英弘名誉教授は、「中国語には、『本音』に当たる言葉がない。『本音』がないのだから、『建前』という言葉もあるはずがない。これは日本人には絶対理解されないだろうが、中国人が口にする言葉、文字に書く言葉はすべて『建前』であって、『本音』は存在しない」と指摘している。
こうなると、『本音』と『建前』を器用に使い分ける日本人には何が何だかわけがわからなくなってくる。
ならば、日本人から見て、不可解な中国人とどう付き合えばよいのかということになるのだが、岡田英弘名誉教授は、「結局、日本人と中国人は、未来永劫、たがいに理解しない、誤解に満ちた関係に留まるだろう」と冷やかである。そして、中国との接し方について、たとえば、「東シナ海のガス田の問題は、中国が日本の境界すれすれのところにオイル・リグを建設するなら、日本は自衛艦を派遣し自衛隊機を飛ばして、一歩も退かない姿勢を示すべきだ。もし中国が抗議すれば、はあ、そんなことがありますかね、とそらとぼけて見せればよろしい」と教授している。なるほど!
岡田英弘名誉教授は最後に、「日本のマスコミは騒ぎすぎるということである」と苦言を呈し、「もう少し冷静に判断してくれ」と意見している。
これからは、「正しい歴史認識 日本に要求継続-中韓首脳、会談で一致」「3国会談延期『靖国が原因』-中国・温首相」といったような報道があっても、「朝日新聞は、まだそんな報道をしているのか。紙面のムダ遣いだ」と軽く受け止め、あまりカッカしないようにしよう。12日、東海道新幹線に乗って大阪に出張し、トンボ帰りして、得をした感じがした。詳しくは「WEDGE」(12月号)を。
朝日新聞12月13日付朝刊の「政治・総合」面で、「正しい歴史認識 日本に要求継続-中韓首脳、会談で一致」「3国会談延期『靖国が原因』-中国・温首相」と報道されている。
中韓首脳とは、温家宝・中国首相、盧武鉉韓国大統領の2人であるが、「正しい歴史認識」とは何かがよくわからない。まだそんなことを言っているのかと、呆れ果てる。欲しいものがあるのなら、はっきり言えばよいものをと思う。
「3国会談延期」とあるが、何も用がなければ、わざわざ会う必要はない。小泉首相と会談するのと気分が悪くなるということであれば、日本側から「会って欲しい」とあえて求めることもない。しつこく面談を求めると、ストーカーと間違われてしまうから、ここは、放っておくのが、得策である。
NHK大河ドラマ「義経」は、義経が自害して「完」となった。このドラマで教えられるのは、源頼朝の言動である。富士川の合戦などで鎌倉を離れたことはあったが、遠出はしていない。ほとんど鎌倉にいて、「戦略」を練り、「作戦」を指示して、平家を追討し最後は、後白河法皇の力を削ぐのに成功している。まさに「動かざること山の如し」である。
小泉首相も、共産党一党独裁・中国北京政府や韓国左翼政権の顔色を窺うように、ちょろちょろしない方がよい。首相官邸にデンと構えて、「敵」を翻弄し、日本の「戦略」を遂行し、「作戦」を展開する方が、外交も成功する。それでなくても、共産党一党独裁・中国北京政府や韓国左翼政権は、覇権拡大の国際戦略を着々と展開しているのであるから、あまりにもちょろちょろしすぎると術中に嵌められてしまう。民主党の前原誠司代表にも、やはり同じことを言いたい。
中国、韓国のなかでも、とくにしたたかなのは、中国である。「正しい歴史認識」「靖国神社」などのキーワードを飽きもせず言い続けて、日本人の行動を心理的に封じ込めようとの画策しているのが、手に取るようにわかる。
日本国民は、こんな稚拙な心理作戦に乗ぜられてはならない。この点に関して、面白い一文が、「WEDGE」(12月号)の巻頭を飾る「羅針盤」に掲載されている。東京外語大学の岡田英弘名誉教授の「日中親善の幻想を捨て対話より行動で接せよ」と題する文章である。
「我々日本人と中国人は、歴史的にも文化的にも異なる民族であり、互いに理解しあうことは不可能なのである。中国との対話が意味を成さない現実を認識し、いかにして言動から本質を見抜き、接していくかを考えねばならない」
実に、明快である。
「妻子とて油断は禁物、他人に心を開かぬ中国人」の項目では、 「長い歴史でつちかわれた文化は、中国人の夫婦関係にも及んでいる。中国の夫婦喧嘩の壮烈さは日本人にも有名だが」
と中国人の本性を指摘していて、小気味よい。
また、岡田英弘名誉教授は、「中国語には、『本音』に当たる言葉がない。『本音』がないのだから、『建前』という言葉もあるはずがない。これは日本人には絶対理解されないだろうが、中国人が口にする言葉、文字に書く言葉はすべて『建前』であって、『本音』は存在しない」と指摘している。
こうなると、『本音』と『建前』を器用に使い分ける日本人には何が何だかわけがわからなくなってくる。
ならば、日本人から見て、不可解な中国人とどう付き合えばよいのかということになるのだが、岡田英弘名誉教授は、「結局、日本人と中国人は、未来永劫、たがいに理解しない、誤解に満ちた関係に留まるだろう」と冷やかである。そして、中国との接し方について、たとえば、「東シナ海のガス田の問題は、中国が日本の境界すれすれのところにオイル・リグを建設するなら、日本は自衛艦を派遣し自衛隊機を飛ばして、一歩も退かない姿勢を示すべきだ。もし中国が抗議すれば、はあ、そんなことがありますかね、とそらとぼけて見せればよろしい」と教授している。なるほど!
岡田英弘名誉教授は最後に、「日本のマスコミは騒ぎすぎるということである」と苦言を呈し、「もう少し冷静に判断してくれ」と意見している。
これからは、「正しい歴史認識 日本に要求継続-中韓首脳、会談で一致」「3国会談延期『靖国が原因』-中国・温首相」といったような報道があっても、「朝日新聞は、まだそんな報道をしているのか。紙面のムダ遣いだ」と軽く受け止め、あまりカッカしないようにしよう。12日、東海道新幹線に乗って大阪に出張し、トンボ帰りして、得をした感じがした。詳しくは「WEDGE」(12月号)を。