◆小泉前首相の政務秘書官を務めた飯島勲氏の発言が、自民党を揺るがしている。6月12日、都内で講演し、参議院議員選挙の結果予想について「(与党が)過半数を10~13議席割れて、大変な事態に陥る」とか、「年金問題で歴代厚生大臣の責任を問われても事務処理の問題なので責任の取りようがない。社会保険庁の現場責任を問うべきだ」などと述べている。
自民党の中川秀直幹事長が、厚生大臣を歴任した民主党の菅直人代表代行、小泉前首相などの名前を挙げて、「責任追及」する必要があると発言したことに対し、飯島氏は不快感を露わにしている。飯島氏は「(年金を含めて)国民の理解を得る施策を発表すれば、過半数はいく」とコメントしており、いかにも「妙策」か「秘策」がありそうな口ぶり。
◆この応酬について、安倍首相は「そんなことを議論している暇はない」と交わしているが、この言葉の裏には、「小泉前首相、再登板」の声が高まっていることへの警戒心がある。米国ブッシュ政権も、「あのころはよかった」と小泉前首相の「再登板」を待望しているとも伝えられているだけに、内心穏やかではなさそうだ。
◆安倍政権の国民支持率が、再び急落しているのを食い止めるのは、いまや手遅れの状況にあり、安倍首相の「下痢症状」も悪化の一途との噂もある。サミットでの成果をアピールして支持率の反転を試みるも、効果はゼロ模様。そのせいか、安倍首相の顔色は、「あんべー悪そう」である。
安倍政権をガタガタにさせてしまっているのは、一にも、二にも、側近の責任でもある。塩崎恭久官房長官は、連日、陳謝の体たらく。下村博文官房副長官は、安倍首相の外遊の度に、ベッタリ同行して、ニヤニヤしているのみで、政権維持には欠かせない肝心の「野党対策」には、ほとんど物の役に立っていない。政治家としては幼稚さを曝け出している。
◆飯島氏は、「安倍政権は、素人の集まりだ。こんな連中に任せてはおけない」と内心、ヤキモキするのを通り越して、小泉前首相の再登板を画策、自らも政務秘書官として、「老骨」にムチ打って、「もう一度、昔取った杵柄を握りたい」と「悪夢」を見ているようである。
しかし、小泉前首相の再登板には、「老害政治を許すな」という厳しい意見もあり、簡単に実現しそうもないけれど、「いざ」というときは、「何でもあり」の自民党のこと、「真夏の夜の悪夢」が、正夢にならないとは断言できない。
いよいよ小泉前首相と飯島氏の動静から目を離せなくなってきている。

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自民党の中川秀直幹事長が、厚生大臣を歴任した民主党の菅直人代表代行、小泉前首相などの名前を挙げて、「責任追及」する必要があると発言したことに対し、飯島氏は不快感を露わにしている。飯島氏は「(年金を含めて)国民の理解を得る施策を発表すれば、過半数はいく」とコメントしており、いかにも「妙策」か「秘策」がありそうな口ぶり。
◆この応酬について、安倍首相は「そんなことを議論している暇はない」と交わしているが、この言葉の裏には、「小泉前首相、再登板」の声が高まっていることへの警戒心がある。米国ブッシュ政権も、「あのころはよかった」と小泉前首相の「再登板」を待望しているとも伝えられているだけに、内心穏やかではなさそうだ。
◆安倍政権の国民支持率が、再び急落しているのを食い止めるのは、いまや手遅れの状況にあり、安倍首相の「下痢症状」も悪化の一途との噂もある。サミットでの成果をアピールして支持率の反転を試みるも、効果はゼロ模様。そのせいか、安倍首相の顔色は、「あんべー悪そう」である。
安倍政権をガタガタにさせてしまっているのは、一にも、二にも、側近の責任でもある。塩崎恭久官房長官は、連日、陳謝の体たらく。下村博文官房副長官は、安倍首相の外遊の度に、ベッタリ同行して、ニヤニヤしているのみで、政権維持には欠かせない肝心の「野党対策」には、ほとんど物の役に立っていない。政治家としては幼稚さを曝け出している。
◆飯島氏は、「安倍政権は、素人の集まりだ。こんな連中に任せてはおけない」と内心、ヤキモキするのを通り越して、小泉前首相の再登板を画策、自らも政務秘書官として、「老骨」にムチ打って、「もう一度、昔取った杵柄を握りたい」と「悪夢」を見ているようである。
しかし、小泉前首相の再登板には、「老害政治を許すな」という厳しい意見もあり、簡単に実現しそうもないけれど、「いざ」というときは、「何でもあり」の自民党のこと、「真夏の夜の悪夢」が、正夢にならないとは断言できない。
いよいよ小泉前首相と飯島氏の動静から目を離せなくなってきている。

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