自民党内では、参議院議員選挙の結果を「大敗北」と見越しと、早くも、「ポスト安倍」を窺う動きが活発化している。各派閥は、昨年九月の自民党総裁選挙の際、「安倍政権は、十か月の短命政権に終わらせる」と称して、安倍晋三候補を支持してきた経緯があっただけに、いまや四面楚歌の安倍政権が、「年金問題」で苦境に立っているのを腹の底で歓迎している向きが多い。そのなかで麻生太郎外相が「次ぎは、俺だ」と元気さを増している。公安調査庁の元長官が、朝鮮総連を買い取る契約をしていたことがわかり、東京地検特捜部が、捜査に乗り出したのを見て、自民党内では「この時期にどうもおかしい。麻生外相が安倍政権に打撃を与え務ようと情報を漏らしたのでないか」と裏読みをする向きもある。
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