「ザ・対決―権力闘争の日本史」と「民主党政変 政界大再編」を基に小沢一郎元代表の最後の戦いを追う

2012年06月24日 00時02分17秒 | 政治

世界文化社から「事件と人物 知るほど歴史は面白い!」シリーズの新刊「ザ・対決ー権力闘争の日本史」(本体1300円+税)が送られてきた。
 帯には「古代政争から自民党派閥争いまで」「日本を動かした38の激闘&暗闘譜」とある。内容は、以下の通り。 
 第1章「古代」の対決(作家・関裕二)
 第2章「中世」の対決(歴史研究家・川口素生)
 第3章「近世」の対決(静岡大学名誉教授・小和田哲男)
 第4章「幕末・近代」の対決(歴史作家・山村竜也)
 第5章「自民党」の対決(政治評論家・板垣英憲)
 各章分担執筆の、いわゆる「共著」である。
 

  私は、「自民党」の対決として、「角福戦争」「四十日戦争」「一龍戦争」を担当した。1972年6月から1998までの26年にわたる政争の歴史である。この間に一貫して関わっているのが、小沢一郎元代表だ。
 この後、今日に至る14年も、政局の中心に小沢一郎元代表がいて、いまは、民主党分裂、新党結党含みの政局のど真ん中で、野田佳彦政権を激しく揺り動かし、脅かしている。この意味で、「自民党」の対決は、今日の政局のルーツであるとも言える。40年にわたる政争の歴史を振り返れば、いまの民主党の分裂、新党結党含みの政局は、まだまだ長閑である。海千山千、煮ても焼いても食えない、刑事被告人として「暗黒人民裁判」の法廷に引っ張り出されようともヘッチャラ、人格攻撃の「紙爆弾」を大量にばら撒かれようともビクともしない歴戦の勇士、小沢一郎元代表の目から見れば、野田佳彦首相、谷垣禎一総裁らは、ただの「ガキ」でしかない。小沢一郎元代表は、輿石東幹事長と二人三脚で、赤子の手をひねるように、これからじっくり料理していくだろう。


◆もう1つ、これは2010年5月6日付けで上梓した拙著「民主党政変 政界大再編ー小沢一郎が企てる『民主党分裂』と『大連立』」(ごま書房新社刊)を「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集」に掲載する。
 この本は、2010年7月の参院議員選挙直前に上梓したので、帯は「夏の参院選 あなたはどうしますか? 日本の政治は、大きな岐路に立たされている」とアピールしている。菅直人首相の下で、参院議員選挙は、菅直人首相がマニフェストに書いていない消費税増税をブチ上げたことから、これが国民有権者の顰蹙を招き、結果は、民主党惨敗となった。以後、「民主党分裂」と「大連立」のうねりが、微熱のように続き、それが今日、大発熱してきているのだ。小沢一郎元代表の企てが、いよいよ「大団円」を迎える。

【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『民主党政変 政界大再編』 ( 2010年5月6日 ごま書房新社刊)
目次


はじめに― 日本の政治は、大きな岐路に立たされている

 民主党は、衆議院で過半数をはるかに上回る三一〇議席を確保していながら、参議院では単独過半数に及ばず、国民新党、社会民主党と連立を組み鳩山由紀夫政権を樹立して不安定な政局運営を行っている。
 党内には八大派閥があり、このうち、小沢一郎幹事長率いる最大派閥「小沢派」を中心に六派閥が鳩山政権を支えている。だが、「若手世代」が多数を占める「前原・枝野派」と「野田派」の二大派閥が、「反小沢」の姿勢を強めているうえに、派閥領袖による「世代間戦争」の様相を濃厚にしており、分裂含みで推移している。
 一方、野党に転落した自民党は、政治権力にまつわる「ポストと利権」を失い、団結力が急低下して、谷垣禎一総裁が指導力を発揮できない。しかも、党勢挽回の特効薬は見つからず、国民から見放されて苦境が続いている。

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『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
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『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表が、逆に「野田切り」に出てきたから、さあ大変、民主党、自民党、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞まで精神錯乱状態だ

◆〔特別情報①〕
 小沢一郎元代表の企てにより、ここで早くも、民主党、自民党、そして財務省御用達のチンドン屋を担っている朝日新聞や読売新聞、毎日新聞などは、自己矛盾を起こし始めている。
民主党主流派は、小沢一郎元代表に「党を出て行け」、自民党は「小沢を切れ」、朝日新聞や読売新聞、毎日新聞なども、「離党せよ」と言い続けてきた。

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