◆個々人の主義主張にかかわりなく、「救命ボート」に飛び乗り移った仲間が、船内で気にくわない奴ができると、船長らの意に沿わないという感情的な理由で、船外に排除して、海に放り出したら、それだけ身軽にはなるけれど、船の浮力は強くなるであろうか。
船主は、「友愛精神」で船を建造し、「友愛の船」と名付けて、多くの人に乗船を呼びかけた。明るい未来を目指して、闇夜に船出して、「暗夜行路」を続けた。
「友愛の船」13年目にしてやっと、劇的に晴れ舞台に踊り出た。船主は、初代船長になったが、タチの悪い外人にイチャモンをつけられて、辞任。2代目船長は、大物船員を排除して海に放り出そうと画策したものの、浮力は強まらず、大海をあてどなく漂流中、大震災に遭遇、操船を誤り、座礁して、その責任を問われて辞任した。
3代目の船長は、乗組員の支持は低かったが、大物船員を騙して船長になった。ところが、かねがね大物船員排除のチャンスを窺っていたので、船賃値上げをめぐって賛否が分かれたのを機に、反対した大物船員を排除して、海に放り投げて捨てた。
ついでに、3代目船長は、船が港に入った際に、上陸した初代船長に対して、再乗船するには、「現船長が決めたことは何でも従うべし」と書いた誓約書に署名しなければ、再乗船は許可しない」と記した書面を突き付けた。船主としてのブライドを傷つけられた初代船長は、悔しさに唇を噛みしめて涙ながらに、再乗船を諦めざるを得なかった。
船主は、「私が愛したこの友愛の船は、いまは盗賊たちの巣窟と化した。3代目船長は、船員たちの総意で引き摺り下ろされそうになったのに、船を沈没させてしまうぞと脅して、一旦、造修所に船を入れてしまった。造修が成功する見込みは立たないにもかかわらず、船員たちに誓約書を書かせている。船長と船員とが信頼し合い、心と心で結びついていれば、こんな姑息なことをする必要はない。だが、船長は、いまやいつ寝首を掻かれるか疑心暗鬼になっているのだろう。いかに仁徳なく、慈愛の心がなく、包容力も欠けているかを示している。この男は、人間ではなく、所詮は、ドジョウなのだから仕方がない」と嘆いている。
かくして、「友愛の船」は、「盗賊の船」と言われて、悪しき3代目船長の粗暴な振る舞いに明るい前途は開けず、いま特攻命令が下り、玉砕、「集団自殺」するのを怯え、おののきながら、待っているとかや。
◆世の中には、巷に不逞の輩が、跳梁跋扈して、威勢のいいことばかり喚き散らしている。日本の政治は、邪悪な「覇道」が巾を利かせていて、「王道」が廃れている。嘆かわしい限りだ。
漢学者・佐藤慎一郎先生の「王道と覇道」(国際善隣協会関西地区本部講演=1987年10月)によれば、王道とは「皇・帝・王の道を志向するものをいう」と言い、覇道とは「太陽の力を借りて、はじめて光り輝くことができる。それなのに、俺自身が光り輝いているんだぞと、ふんぞり返っているのが覇です。私心から出た、しかも力による政治を行いながら、表看板だけは、大義名分を、ふりかざしている者を覇者というのです」という。加えて、「個人的な私利私欲、利害打算に本づいて出発していながら、その実、人民の好まぬことを強制していくのですから、どうしても、それを強制していく力を必要とします。『覇道』とは、そうした力の政治のことなのです。それに対して、人民は形の上だけは、たしかに服従した形だけはとりますが、その内心においては、とっくに離反し、反発しているのです。『力を以て服するものは、心服にあらざるなり、力足らざればなり』(孟子・公孫丑)力の政治をしなければならない。そもそもの理由は、要するに統治者としての実力が足りないからなのです。天下の人民が、心服していないということ自体、それはすでに民心を失っていることです」という。
野田佳彦内閣の支持率が18%、民主党の支持率が14%と低落している。この数字がはっきり示しているように、民心は、すでに野田佳彦首相から離れている。これを何とか回復させようと、恩人である小沢一郎代表を排除していたのに続いて、今度は、民主党創設者であり、最大の恩人である鳩山由紀夫元首相を切り捨て、さらには、菅直人元首相まで排除しようとしているという。野田佳彦首相は、覇道に堕落している。
これこそ、大日本帝国海軍兵学校以来の「五省」の1つである「至誠に悖る」行為である。最も恥ずべきは、総選挙に大惨敗した後に、民主党の金庫に納まっている政党助成金190億円~200億円を幹部だけで山分けしようとしているのではないかという噂が流れていることである。まさに盗賊の如くだ。
※Yahoo!ニュース個人

※BLOGOS

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国の富裕者が、どんどん日本に移住、自民党の安倍晋三総裁が「金融緩和政策」で連動、その隠された目的とは、何か?
◆〔特別情報①〕
フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)によると、米国の富裕者(要するにカネ持ち)が、どんどん日本に移住してきていて、いままさに増勢にあるという。それは、単に資産を日本に移動して、さらに「金満家」になろうとしているだけでなく、隠された目的がある。自民党の安倍晋三総裁の「金融緩和政策」が、これに連動しているというから、恐ろしい。
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第12回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年12月8日(土)
『どうなる衆院解散・総選挙とその後』
~争点は、消費税、原発、TPP
【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。

『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。
目次
第5章 小沢一郎の敵と味方 ⑤
足並みの揃わない自民党軌行部
この総理大臣争奪相撲の観戦に当たって、まず、二人の力士について、基礎知識をおさらいしておこう。
河野洋平外相は、昭和12年1月15日生まれ、当選10回、橋本龍太郎通産相が、昭和12年7月29日生まれ、当選11回。河野洋平の方が早生まれなので、小学校入学は1年上だが、2人とも、丑年で同い年だ。
つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
板垣英憲マスコミ事務所
船主は、「友愛精神」で船を建造し、「友愛の船」と名付けて、多くの人に乗船を呼びかけた。明るい未来を目指して、闇夜に船出して、「暗夜行路」を続けた。
「友愛の船」13年目にしてやっと、劇的に晴れ舞台に踊り出た。船主は、初代船長になったが、タチの悪い外人にイチャモンをつけられて、辞任。2代目船長は、大物船員を排除して海に放り出そうと画策したものの、浮力は強まらず、大海をあてどなく漂流中、大震災に遭遇、操船を誤り、座礁して、その責任を問われて辞任した。
3代目の船長は、乗組員の支持は低かったが、大物船員を騙して船長になった。ところが、かねがね大物船員排除のチャンスを窺っていたので、船賃値上げをめぐって賛否が分かれたのを機に、反対した大物船員を排除して、海に放り投げて捨てた。
ついでに、3代目船長は、船が港に入った際に、上陸した初代船長に対して、再乗船するには、「現船長が決めたことは何でも従うべし」と書いた誓約書に署名しなければ、再乗船は許可しない」と記した書面を突き付けた。船主としてのブライドを傷つけられた初代船長は、悔しさに唇を噛みしめて涙ながらに、再乗船を諦めざるを得なかった。
船主は、「私が愛したこの友愛の船は、いまは盗賊たちの巣窟と化した。3代目船長は、船員たちの総意で引き摺り下ろされそうになったのに、船を沈没させてしまうぞと脅して、一旦、造修所に船を入れてしまった。造修が成功する見込みは立たないにもかかわらず、船員たちに誓約書を書かせている。船長と船員とが信頼し合い、心と心で結びついていれば、こんな姑息なことをする必要はない。だが、船長は、いまやいつ寝首を掻かれるか疑心暗鬼になっているのだろう。いかに仁徳なく、慈愛の心がなく、包容力も欠けているかを示している。この男は、人間ではなく、所詮は、ドジョウなのだから仕方がない」と嘆いている。
かくして、「友愛の船」は、「盗賊の船」と言われて、悪しき3代目船長の粗暴な振る舞いに明るい前途は開けず、いま特攻命令が下り、玉砕、「集団自殺」するのを怯え、おののきながら、待っているとかや。
◆世の中には、巷に不逞の輩が、跳梁跋扈して、威勢のいいことばかり喚き散らしている。日本の政治は、邪悪な「覇道」が巾を利かせていて、「王道」が廃れている。嘆かわしい限りだ。
漢学者・佐藤慎一郎先生の「王道と覇道」(国際善隣協会関西地区本部講演=1987年10月)によれば、王道とは「皇・帝・王の道を志向するものをいう」と言い、覇道とは「太陽の力を借りて、はじめて光り輝くことができる。それなのに、俺自身が光り輝いているんだぞと、ふんぞり返っているのが覇です。私心から出た、しかも力による政治を行いながら、表看板だけは、大義名分を、ふりかざしている者を覇者というのです」という。加えて、「個人的な私利私欲、利害打算に本づいて出発していながら、その実、人民の好まぬことを強制していくのですから、どうしても、それを強制していく力を必要とします。『覇道』とは、そうした力の政治のことなのです。それに対して、人民は形の上だけは、たしかに服従した形だけはとりますが、その内心においては、とっくに離反し、反発しているのです。『力を以て服するものは、心服にあらざるなり、力足らざればなり』(孟子・公孫丑)力の政治をしなければならない。そもそもの理由は、要するに統治者としての実力が足りないからなのです。天下の人民が、心服していないということ自体、それはすでに民心を失っていることです」という。
野田佳彦内閣の支持率が18%、民主党の支持率が14%と低落している。この数字がはっきり示しているように、民心は、すでに野田佳彦首相から離れている。これを何とか回復させようと、恩人である小沢一郎代表を排除していたのに続いて、今度は、民主党創設者であり、最大の恩人である鳩山由紀夫元首相を切り捨て、さらには、菅直人元首相まで排除しようとしているという。野田佳彦首相は、覇道に堕落している。
これこそ、大日本帝国海軍兵学校以来の「五省」の1つである「至誠に悖る」行為である。最も恥ずべきは、総選挙に大惨敗した後に、民主党の金庫に納まっている政党助成金190億円~200億円を幹部だけで山分けしようとしているのではないかという噂が流れていることである。まさに盗賊の如くだ。
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フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)によると、米国の富裕者(要するにカネ持ち)が、どんどん日本に移住してきていて、いままさに増勢にあるという。それは、単に資産を日本に移動して、さらに「金満家」になろうとしているだけでなく、隠された目的がある。自民党の安倍晋三総裁の「金融緩和政策」が、これに連動しているというから、恐ろしい。
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※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。
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第5章 小沢一郎の敵と味方 ⑤
足並みの揃わない自民党軌行部
この総理大臣争奪相撲の観戦に当たって、まず、二人の力士について、基礎知識をおさらいしておこう。
河野洋平外相は、昭和12年1月15日生まれ、当選10回、橋本龍太郎通産相が、昭和12年7月29日生まれ、当選11回。河野洋平の方が早生まれなので、小学校入学は1年上だが、2人とも、丑年で同い年だ。
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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
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