「スーパームーン」=「赤い月」は、不吉な現象と言われているけれど、「大恐慌」「大戦争」の予兆なのか?

2015年09月29日 01時16分08秒 | 政治
◆9月27日の「中秋の名月」に続いて、28日は「今年最も大きく、明るく見える満月(スーパームーン)」、「月の出」は午後5時40分、これは、月が1年で最も地球に近づくための現象であるという。ただし、日本気象協会によると、月が地球にもっとも近づく時刻は、午前10時46分、満月になる時刻は、午前11時51分で、ピーク時(月が地球に最接近する時間と満月になる時間の差はほぼ1時間)は、残念ながら、日本では昼間だった。
 ユダヤ暦では、今回の安息年(シュミータ)は、2014年4月15日~2015年9月28日にかけて、「ブラッド・ムーン」(皆既月食によって月が血のような赤色に染まる「赤い月」=不吉な現象)が、4回も連続して発生する「テトラッド」(NASA発表によると、2014年 4月15日、2014年 10月8日、2015年 4月4日、2015年 9月28日)現象がめぐっていた。2000年に8回しか起きない極めて稀有な現象である。
◆ユダヤ暦5776年の新年は、西暦2015年9月14日から始まり、「9月23日」は、ユダヤの最も厳粛な「大贖罪日」で「メシアが到来する」と、キリスト教でも、この大贖罪日に「キリストが戻ってくる」と信じられてきた。
 このため、イスラエルのマスター・ラビのカニエフスキーは、「シュミ―タ(安息年、7年に1回、耕作が禁止される年がめぐってくる)の終わりにメシアが戻るため、世界各国に離散しているユダヤ人は、2015年9月12日までに、イスラエルに帰還するように」と命じていたという。「9月13日」は、ユダヤ政治暦(農耕暦)新年前日、日本でいう大晦日なので、14日から5776年になる。
ヨベルの年(旧約聖書レビ記第25章に基づき、ユダヤ教では50年に1度の大恩赦の年、今回は2015年9月から2016年9月まで)、2014年9月25日~2015年9月13日(ユダヤ歴エルル29日)がシュミータ・イヤー(安息年)であったので、「神は介入しなかった」という。すべてのものが元に戻る年が、ユダヤ暦新年になると、世界の政治、経済、社会、軍事情勢が、大転換する予測されていると言われている。
そのなかで、ローマ法王フランシスコ1世が訪米し、9月23日、オバマ大統領と会見する。法王は、米国とキューバとの間を仲介して、国交回復を実現しており、オバマ大統領との関係は良く、歓迎ムードが盛り上がっている。だが、世界の貧困問題を重視しており、世界的に貧富の格差が拡大している実情を憂慮しているので、「強欲資本主義の本拠地」とも言える米国の金融経済政策や人種差別問題などについて苦言を呈し、是正改善に指導力を発揮するよう求める可能性が大であるという。
◆過去を振り返ってみると、ユダヤ暦の「安息年(シュミータ)」の終わりには、世界経済が「リセット」されるので、いつも危機が起きてきている。
 1929年10月24日、米国で株価が大暴落し「暗黒の木曜日」と呼ばれた。これが引き金となり、1929年10月24日、米国で株価が大暴落し「暗黒の木曜日」と呼ばれた。そして、シュミータ真っ最中の1931年5月11日、オーストリアの「クレジット・アンシュタルト」が破綻して、世界大恐慌へと発展した。
 シュミータ終了直後の1973年10月6日、第4次中東戦争が勃発し、原油価格が高騰、このため第1次オイルショックが起きた。やはり、1987年10月19日、史上最大規模の世界的株価大暴落、「ブラックマンデー」と呼ばれた。これもシュミータ終了直後であった。
 2001年9月11同時多発テロが発生。9月12日には欧州や東京の市場で株価が大暴落した。7年後の2008年9月15日に投資銀行リーマンブラザーズが破綻した「リーマン・ショック」により、株価が大暴落し、世界は金融恐慌に陥った。2007年秋からのユダヤ暦5768年はシュミータだったのである。
 あれから7年、この例に従い、具体的には、「2015年9月にNY株が大暴落し、世界恐慌が起こる」と予測されてきた。すなわち、シュミータの終わり「9月13日」を目前にして、中国株式市場で株価が急落したのをキッカケに、世界経済は、危機に直面していると見られてきた。しかし、9月は、「29日、30日」の2日を残すのみとなっている。本音で言えば、「不吉なこと」は、現実になって欲しくはない。
 第70回国連総会は9月15日、ニューヨークの国連本部で開幕した。
 28日、各国首脳らによる一般討論演説が始まる。主要議題は、過激派組織「イスラム国」(ISIL)対策、欧州に流入する難民問題、国際社会の新しい開発目標、平和維持活動(PKO)の強化策など。
 29日、安倍晋三首相が、一般討論演説。
 30日、潘基文事務総長は、難民問題の会合を開く。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相が、ニューヨークで寿司をほおばっているスキに「石破茂派(水月會)」結成、野党連合も進む

◆〔特別情報①〕
 安倍晋三首相が9月27日夜(日本時間28日午前)、米ニューヨークの国連代表部大使公邸に、モンゴルやインドネシアの首脳級ら計250人を招き、法被姿で「日本食の売り込み」に熱を入れて、寿司をほおばり、「たくさんの方に集まっていただき、法被を着てハッピー」とダジャレを飛ばしてうつつを抜かしていたスキに、日本では、石破茂地方創生相が、新派閥「水月會」(20人)を結成し、東京都内のホテルでお披露目、野党は、共産党の志位和夫委員長が、2016年7月の次期参院議員選挙を目指し、野党共闘「国民連合政府構想=反安保国民連合構想」を実現するため、着々と手を打っている。背後に「選挙のプロ中のプロ」がいて、作戦を伝授しているので、「勝算」は十二分にあり、与党自民党・公明党、協力野党である次世代の党、日本を元気にする会、新党改革を震え上がらせている。

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 *国産牛BSEの全頭検査終了に、「緩和措置は時期尚早」と不安の声が残る


 二〇〇一年九月の国内でのBSE発覚を受け、同一〇月から二一年近く続いてきた国産牛の牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査が終わった。

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