先に書いておきます。
今回の内容はあくまで編集人個人の考えであり、夢名塾とは全く無関係です。
かなり手厳しい事を書きますが、関係者の方が読まれていたら申し訳ございません。
先に謝っておきます。
さて・・・
昨今は他団体同士の対抗戦の花盛りでございます。
昨日はドラゲーと大阪プロが開戦したようで、どこもかしこも・・・って感じですね。
ただ、何だろう、物凄く醒めてるんですよ、自分。
普通のプロレスファン、ましてや80年、90年にプロレスファンだった人間なら、新日本とノアの対抗戦って物凄くテンションが上がらないといけないんですよ。
だって馬場さんの遺伝子と猪木さんの遺伝子がぶつかっているんですよ。
これ、20年前だったら絶対にありえなかったでしょ。
でも、テレビを観てても、全然てんしょんが上がらない。
何でだろ?
深夜枠だから、見る機会がない?
そうじゃないでしょ。深夜枠だって面白いバラエティはちゃんと見るし、それは言い訳にはならんでしょう。
ここからは自分の考えなんだけど、今の対抗戦は対抗戦ではないんですよ。
交流戦なんですよね。あくまでも交流試合なんです。
そんな交流試合で
「ぶっ殺す」とか
「潰してやるよ」とか
騒いでいても真実味が全くないんだと思うんですよ。
だからファンにも熱を出しづらい。
そりゃそうですよ。だって「ぶっ殺す」事も「潰す」事もできないんですから。
考えてみればあれからプロレスの流れが変わっちゃったんだと思うんですよ。
新日本対UWFインターの対抗戦。
あれは殺気といい、ファンの熱といい、凄かったですね。
あれはUWFインターの本気度がむき出しでしたから。
刀でいえば真剣を振りかざしたような対抗戦だったんですよ。
結果「最強」を名乗っていた高田延彦が武藤敬司に敗れるという結果となり、そのまま高田は欠場、しばらく病院送りとなり、その後Uインターは消滅したという・・・
対抗戦っていうのは相手を完全に抹消するところまでいかないと本当の意味で「対抗戦」と言えなくなっちゃったんでしょうね。
そういう感じにしてしまったのがこの新日本対Uインターの対抗戦だったと思います。
そう考えるとじゃあノアと新日本の戦いって単なる選手の貸し借りにしか見えないんですよ。そこに殺気が全く存在しないんです。
そんな状態で「物騒な言葉」を吐いても滑稽でしかないし、返って醒めてしまう。
今のファンはバカじゃないから、そのくらいはわかっちゃうんですよ。
他の団体対抗戦にしてもそう。
申し訳ないけど、企業戦争じゃないですよね。
どちらかというと提携による交流戦です。
その昔、長州選手と藤波選手が名勝負数え歌っていうのをやってましたけど、このときのファンって熱がありましたよ。
長州選手がWWEインターのベルトを奪取した時、長州ファンは歓喜し、藤波ファンは絶望のふちに落とされたかのように頭を抱えていた。
対抗戦とはちょっと違うかもしれないけど、この試合で藤波選手はベルトを失い、時代も長州の時代を決定付けた。
そこには殺気と本気度があったように思います。
さて、昨今の対抗戦と言われるものを見て、皆さんはどう思われるでしょうか?
今回の内容はあくまで編集人個人の考えであり、夢名塾とは全く無関係です。
かなり手厳しい事を書きますが、関係者の方が読まれていたら申し訳ございません。
先に謝っておきます。
さて・・・
昨今は他団体同士の対抗戦の花盛りでございます。
昨日はドラゲーと大阪プロが開戦したようで、どこもかしこも・・・って感じですね。
ただ、何だろう、物凄く醒めてるんですよ、自分。
普通のプロレスファン、ましてや80年、90年にプロレスファンだった人間なら、新日本とノアの対抗戦って物凄くテンションが上がらないといけないんですよ。
だって馬場さんの遺伝子と猪木さんの遺伝子がぶつかっているんですよ。
これ、20年前だったら絶対にありえなかったでしょ。
でも、テレビを観てても、全然てんしょんが上がらない。
何でだろ?
深夜枠だから、見る機会がない?
そうじゃないでしょ。深夜枠だって面白いバラエティはちゃんと見るし、それは言い訳にはならんでしょう。
ここからは自分の考えなんだけど、今の対抗戦は対抗戦ではないんですよ。
交流戦なんですよね。あくまでも交流試合なんです。
そんな交流試合で
「ぶっ殺す」とか
「潰してやるよ」とか
騒いでいても真実味が全くないんだと思うんですよ。
だからファンにも熱を出しづらい。
そりゃそうですよ。だって「ぶっ殺す」事も「潰す」事もできないんですから。
考えてみればあれからプロレスの流れが変わっちゃったんだと思うんですよ。
新日本対UWFインターの対抗戦。
あれは殺気といい、ファンの熱といい、凄かったですね。
あれはUWFインターの本気度がむき出しでしたから。
刀でいえば真剣を振りかざしたような対抗戦だったんですよ。
結果「最強」を名乗っていた高田延彦が武藤敬司に敗れるという結果となり、そのまま高田は欠場、しばらく病院送りとなり、その後Uインターは消滅したという・・・
対抗戦っていうのは相手を完全に抹消するところまでいかないと本当の意味で「対抗戦」と言えなくなっちゃったんでしょうね。
そういう感じにしてしまったのがこの新日本対Uインターの対抗戦だったと思います。
そう考えるとじゃあノアと新日本の戦いって単なる選手の貸し借りにしか見えないんですよ。そこに殺気が全く存在しないんです。
そんな状態で「物騒な言葉」を吐いても滑稽でしかないし、返って醒めてしまう。
今のファンはバカじゃないから、そのくらいはわかっちゃうんですよ。
他の団体対抗戦にしてもそう。
申し訳ないけど、企業戦争じゃないですよね。
どちらかというと提携による交流戦です。
その昔、長州選手と藤波選手が名勝負数え歌っていうのをやってましたけど、このときのファンって熱がありましたよ。
長州選手がWWEインターのベルトを奪取した時、長州ファンは歓喜し、藤波ファンは絶望のふちに落とされたかのように頭を抱えていた。
対抗戦とはちょっと違うかもしれないけど、この試合で藤波選手はベルトを失い、時代も長州の時代を決定付けた。
そこには殺気と本気度があったように思います。
さて、昨今の対抗戦と言われるものを見て、皆さんはどう思われるでしょうか?