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一昨日の試合をイチファンとしてみた時思った事。

2015-09-23 08:12:02 | Weblog
9/21夢名塾横浜大会で組んだ唯我対松本浩代の一戦。
 
いい試合でした。お客さんも納得してくれたし、闘ったお二方も「とにかく楽しかった」と言ってくれた。
組んでよかったと思いました。
 
この試合に限らず、うちで組む女子プロレスっていうのはなかなか評判がよくて、アンケートでもベストマッチはどれですかというと、大抵4.5枚は女子の試合が入っているんです。
唯我選手にせよ、今回は出てこなかったけど雫選手にせよ、大技って乱発しないし、あまり頭部の攻撃もしていないんですよね。
むしろ関節技の攻防や受け身の凄さでお客を沸かしている。
 
控室で関係者と話したんだけど、最近って激しさを追及しすぎているんじゃないかと。
大技連発を耐えまくったいわゆる四天王プロレスから始まったあのスタイルは、多分三沢選手の死で少しセーブされたのかなとは思うけど、じゃあ誰かが死なないと警鐘を鳴らせないの?って最近本当に思うんですよ。

プラム選手が死んだときもそう。福田選手が死んだときもそう。
誰かが「プロレスは殺し合いじゃないんだから」って言ってその時は沈静化するんだけど、人間って悲しいものでその教訓はあっという間に風化しちゃうんだよねぇ。
 
じゃあという事で大技を封印して、代わりに主流になったのは頭部への攻撃。
いわゆる気迫を前面に出した試合でわかりやすいんだけど、でも頭部って鍛えられないんですよね。
 
お客は興奮するだろうけど、選手ってそこまで体張らないといけないものなのかなと。
激しさっていうのは常習性があるから、誰かが過激な事をやると、それがいわゆる『基準』になってしまうんですよ。
で、その基準を超えようとしてさらに過激に走る。
 
ちょっと待ってよと。
君ら死んじゃうよ。普通の生活できなくなるよ。
どんなに鍛えても、鍛えられない所攻撃したら死んじゃうんだよ。
 
プロレスは闘いを魅せるところだけど、殺し合いを見せる場ではないですからね。
ちょっと関係者も観客も勘違いしているような気がします。
そういった意味でもうちではきちんとしたプロレスリングを見せていこうと思ってます。

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