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いきなり!ステーキ、2年連続赤字店同士で客奪い合う

2020-02-15 08:56:33 | Weblog
要はドミナント戦略をやって失敗したという事ね。
いきなり!ステーキ、2年連続赤字店同士で客奪い合う

例えばこの間立川に行った時、市内はやたらめったらファミマだらけ。
同じ通り沿い100mくらいの間に2店舗存在している位だし、セブンを探すのに一苦労しましたわ。
こうやってひとつの商圏に複数店舗を作ってそのエリアを自社のイメージにし、競合店舗のイメージを薄くする事をドミナント戦略といいます。
これを一番やってるのがコンビニ業界で、その為に他の中小コンビニを吸収合併させて自社の看板に付け替えるという事をよくやってます。

これ、本部としてはメリットが大きいんですよね。
まず商圏を自社のイメージにする事ができる。
例えばポプラは広島が本社だけど、以前は広島と言えばポプラが当然という位のポプラ王国だったんです。
次に配達がラク。
同じ商圏内に複数ある訳だから、配送時間がかからないというのもありがたい。

反面、加盟店側からすれば、当然同じ商品を売っている他の店がライバルになる訳だから、これはもうしんどいのなんの。
本部は「ドミナント戦略じゃあ」と新規店をボンボン作っても、その分客がそっちに獲られる恐れがあるから、そんなもの気が気ではないですよね。

いきなりステーキの場合、急激な店舗拡大によって、結果的にドミナント戦略に近い状態になった感がありますね。
それまで2駅先に行かないと競合店がなかったのに、急激な店舗拡大によって、隣の駅に新規店が出来てしまい、今まで食べに来てくれたお客さんがそっちの店に流れてしまったと。
いきなりのマイレージは別に他の店で食べても貯まるので、その店で食べなきゃならないという事はない訳で、お客さんが分散してしまったと。

さらに言うと、前にも書いた通り、ステーキなんてものは日常的にはあまり食べないものだし、ランチの価格設定としては高いし、ディナーにしては落ち着いて食べられないというデメリットがある。
その上、肉の質もどうなんだろう・・・ってレベルで・・・

結局、仕掛けた戦略が裏目裏目に出てしまって現状の状態なのかなと。
現実に目を背けて、お客さんに「来てください」言われても、まずはここら辺の対策を考えないと、ますますドロ沼に陥りそうですけどねぇ・・・



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