奈良県高市郡高取町は、日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた所です。昔からの町家が、多く現存しその当時の佇まいを残しています。その場所を、「土佐街道」といいます。この町並の佇まいを、ひとつのテーマパークに見立てて、開催されるのが「土佐町並み町家の雛めぐり」です。2007年から、始まった「町家の雛めぐり」は、今回で丁度10回目の節目となりました。町あげてのイベントに発展し、約百軒の「お雛様」を町並みのあちらこちらで展示しています。展示箇所は、民家の玄関や、縁側、店先など、現在実際に生活されているご家庭に展示しており、基本的に、そのご家庭に縁のある「お雛様」で、飾り付けもボランティアの方や各家庭で行われています。
今回は、3月1日から3月31日の期間に開催されている、高取町の「花で彩るひなめぐり」を紹介したいと思います。
「土佐街道(高取れんじの道)」は、連子窓(れんじまど)が美しい歴史ある民家が数多く立ち並んでいます。それぞれ、色々と工夫されていてとても見事でした。メイン会場で食べた地元の混ぜご飯と汁物がとても美味しかったです。歴史ある民家の縁に飾られた「お雛様」見学は、日本の春を感じさせられるひと時でした!
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