「大和の花だより」の最終回は、明日香村にある「岡寺」です。以前、私が好きな「飛鳥での散策コース(厄除け霊場岡寺)」で紹介させていただきました。
奈良県明日香村にある西国三十三所の第七番札所『岡寺(龍蓋寺)』は、日本最初の厄除け霊場としても知られています。
「岡寺」は、飛鳥の東の山の中腹にあり、坂を上ると重要文化財に指定されている鮮やかな朱色をした仁王門があらわれます。本堂などはその奥、石垣の上に建ちならんでいます。本尊である「如意輪観音座像」は塑像(土で造られた仏様)で、塑像としてはわが国最大の仏像です。また本尊は厄除け観音で知られ、古来より信仰を集めています。西国三十三所の第七番の札所ともなっています。
歴史ある境内には、4月には約3,000株もの石楠花(シャクナゲ)やサツキ、牡丹・著莪(しゃが)、ツツジなど、美しい花々が境内を彩ります。最終回は、明日香村の「花の御寺」として紹介させていただきました。
大和には他にも、花の名所が数多くあります。また、機会があれば紹介したいと思います。
いつの日か、のんびりと「大和の花」巡りをしてみてはいかがですか・・・
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