メモリークラフト7700の実力を試して欲しいって事で、友だちから名古屋帯の切れ端をいただきました。
厚みはそれ程無くても、細かく硬く織り込まれた帯布は、鋏を入れるときにその硬さを感じました。
「ついでにポケットティッシュのカバーでも縫ってみて。」とバイアステープも貰いましたが、どうせならと一緒に貰った柄布をバイアスにしました。
ミシン修理は得意ですが、縫い物は殆ど私はしませんので、布地からバイアステープにしたのなんて初めてのことです。
終わりの方の縫い目がバイアステープから外れちゃったのは、縫い物はビギナーですのでご愛嬌。
テープの縫いつけも端の絶ち目かがりも、7700で難なく縫えました。
布地がしっかりしてますから、素人の私が縫ってもカチッとしっかり仕上がった感じがします。
友達の依頼は、この名古屋帯の布を5枚重ねで縫えますか?って事でしたが・・・
3枚は楽勝でした。
3枚縫ったのを折り返して6枚にしたのは・・・
安全装置で停止もしましたが、最初の1針を手回しで刺したところからスタートして回転を少し早めにすると何とか縫えました。
縫えたけど、かなりミシンに不可が掛かっているのは解りました。
あんまり厚い所は7700とは言え、頻繁には縫わないほうが良いかも知れません。
試しに高速直線専用のコスチューラで縫ってみましたところ、6枚重ねを更に折り返した12枚重ねも難なく縫えました。
http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/normal/images/h2_780db.jpg
やっぱり専用機はすごいです。