スーパーセシオPCはジャノメのミシンの中では私はお気に入りの方の機種なのですが、廃版に成ってしまいました。
これは支店から引き継いだ展示用のミシンですが、先日動かしてみた時に上糸切れのセンサーが働いていない事に気が付きましたので、分解修理することにしました。
外は吹雪でポスティングにも歩けませんので、これも勉強、スキルアップの為です。
天板を外して、前カバーはビス5本で止まってます。
見えないところにフック止めとか無いので、他のミシンより整備性は良いかもしれません。
前カバー裏に貼られたメイン基板。
湯名人のより大きくて、接続コネクタもこっちの方が多いか?
上糸切れセンサーの前に、はずみ車部分に糸絡みしているのを発見。
展示会で刺繍している時にでも吸い込んでしまったのだろうか?
かなりがっちりと絡みついてて、全部取るのに四苦八苦しました。
これが上糸切れを検知するセンサーですが、センサー自体は壊れていません。
センサーのスイッチの所の緩衝材が変形しててスイッチが上手く動けなく成っていたのが原因でした。
生憎交換パーツは無かったので指先で整形し直して再取付。
開けたついでですので中の埃を吹き飛ばし、可動部分に注油もしました。
組み立て直して動作確認。
ちゃんと上糸切れセンサーが働くように成りました。