長いことミシン屋やってますが初めて見るミシンです。
スイスのミシンメーカーelna社のミシンです。
ミシンカバーが本体と一体に成っておりまして、天蓋を開けますと前と後ろと左側にカバーが開いてミシンテーブル代わりに成ります。
このカバーがテーブルに成るアイデアを、もしかしたら電子のお針箱のリッカーマイティーが真似していたのかもしれませんな。
とてもコンパクトなミシンなのですが外装パーツにプラスチックが使われていなくてフルメタルですので重厚感が有ります。
びっくりしたのがボビンを入れる釜が針の後ろ側に付いています。
普通はこういう水平釜の場合ボビンは針の前に入りますから、この構造はとっても珍しいです。
今回は特に調子が悪いところも無かったのでお客様に見せて頂いただけですが、出来れば分解整備してみたいです。