老人ホームに入居しておられるお客様からの修理依頼です。
ジャノメのミシンですが、私は初めて見るミシンです。
フットコントローラー専用で操作するミシンで、縫いの種類からしてGB334か以前直営でも扱ってたタイプ360クラスかな?とも思いましたが、質感がどうも安っぽい。
戻ってからググってみますとネット通販で13000円くらいで売られてるミシンの様です。
故障はフットコントローラーのコードに引っ掛けてテーブルから落として動かなく成ったって事でした。
よく見たらはずみ車が歪んでます。
落ちた時にここから床にぶつかったのでしょう。
ベルト車とか上軸の部品が壊れてたら結構厄介修理に成るかも?
お預かりする時にミシンの値段を知ってたら修理はお勧めしなかったのですが・・・
こういう、安いタイプのミシンはカバーはビス止めよりフックで固定してあるので開けるのが中々大変です。
カバー自体が薄いプラスチックなので割れそうで怖いですが、何とか開けてみますと、モーターベルトが落ちた衝撃で外れてしまってミシンが動かなく成っていたようです。
天秤の所に糸がらみもしてました。
これでミシンの動きがかなり重く成っていたようです。
各部に注油して修理完了
11月3日のホームの文化祭のバザーに出すんだと、巾着袋やポケットティッシュカバーを毎日たくさん作っておられるおばあちゃんです。
長く待たせたら気の毒ですので大急ぎで修理させて頂きましたけど・・・
1万円以下のハローキティーミシンとか、そう言うのに比べたら良いミシンですが、縫物大好きのばあちゃんにはもうちょっと良いミシンを使ってほしいです。