昨年10月に下取りした代理店モデルのミシンです。
時々止まっちゃったり、スタートストップボタンや、模様の切り替えボタンが効かない不具合が有りました。
ハッキリとどこが悪いと判断は難しかったのですが、基盤のどこかに不具合が有るのでは無いかと思われ買い替えて頂きました。
私が現行で販売しているKP-225と同じミシンと思われますので捨てるのも何だか勿体なく、引き取って来てから何度も動作確認してましたが、その時は不具合が出ず、中古ミシンにするべか?と思いつつも不具合の原因が解らない事にはそうもいかず、分解して基盤のコネクタの再接続とかしてみるべかと・・・
ついでに電源プラグの元を断線してお客様がプラグを交換していたので中古のコードリールと交換しようと思ったのですがコネクタの形状が合わず断念。
お客様が交換してたプラグをばらしてみると・・・
コードの取付ネジが緩んでいました。
おまけに矢印の被覆部分には傷が・・・
もしかしてこれが不具合の原因?
キズの所からコードを切り直してY型圧着端子を付けました。(片方圧着の向きを間違えちゃったけどまー良い。)
取付ネジを固く締めこんで、組み立てて完成。
お客様が自分んで修理したときに銅線の一部も切ってた様で、おまけに取付ネジも緩んでましたから、それが原因で電圧が不安定で不具合が出ていたのかも?
組み直して試縫いした感触は、これで直ったと感じました。
これは中古ミシンとして販売したいと思います。