1987年5月発売の文字縫いが出来るコンピューターミシンの分解掃除を承りました。
自動糸通しも壊れているから直して欲しいと要望されましたが、糸通しのピンが飛んでるか曲がってるか?どちらにせよ部品が手に入らないので、修理は不可能とお伝えしました。
んでも、何とかしてあげたいなと思いまして糸通し器をバラしました。
飛んで無くなってたらどうしようもありませんが、グニャグニャに曲がって付いてましたので・・・
金槌で叩いて伸ばしました。
あとはうまく取り付け出来るか?
以前にも同じ修理したこと有るのですがその時は上手く行きませんでした。
うまい具合にピンが糸を針穴に押し込んでくれました。
糸の引き上げも上手く出来ました。
今のミシンには使われていない自動糸通し器ですが、今の糸通し器より使いやすいと私は思います。
使いやすいけど仕組みが複雑で壊しやすいのが難点。
だから廃止したのだとは思いますが・・・
各部に注油もして最後に試し縫い。
文字縫いも綺麗に縫えてます。