15年前にコンピューターミシンを買っていただいたお客様から、ロックミシンが動かなくなったと修理依頼をいただきました。
はずみ車を回してみようと思いましたががっちりと固まってて全然動きません。
2~3年前にどこかのミシン屋?に分解掃除してもらったそうですが、もしかしたらCRC5-56使ったのかな?
ここまで固まると油刺しても緩みませんので、バラシて無理くり動かすしかありません。
下のカバーを開けて写真真ん中のバランサーを叩いたら程なく緩んで回るように成りました。
全体に注油して完了ですが、ついでですので上の方も注油しておきましょう。
このロックミシン、後ろのカバーを外すためには取っ手の軸を外さないとカバーも取れないので面倒なのですが、2~3年前に分解掃除した方は面倒だったのか?後ろカバーの取り付け穴を割って外してたみたいですな。
おかげで私も楽して分解できましたけど、これは反則だよな(笑)
動きも軽くなって綺麗に縫えるように成りましたけど・・・
買い替えて欲しかったな~
この年代の糸取物語は針駆動ロッドとカムの所のグリースが固着しやすく修理の際は完全に取り除かないと再発しやすいですよ。
現行機種は改善されてます。
あと3~4年前に分解掃除した業者の名誉の為に追加しますとご指摘の後ろカバーの所は新品時から欠けたようになってますよ。
ホコリが凄いんだよねー
買い替え進めるにしてもジャノメにじゃエアー糸通し無かったからな~
でも、やっと出ましたな~
助言ありがとうございます。
このモデルの分解掃除は他にも何度かやっていますが後ろカバーが欠けてた事は私は有りませんでしたよ。
掃除機である程度縫い埃を吸わせてから、外でスプレー缶のエアダスターで飛ばすだけでもかなり綺麗に成りますよ。可動部にミシン油も刺してあげてね。
弊社の展示分(もちろん新品)と中古品の両方で確認しましたが両方とも欠けてました。
こんどメーカーの担当者が来た時に尋ねてみますね。
時々ブログ拝見してます。
供給終了の部品を上手く加工して流用されてますね。
ありがとうございます。やっぱり同業者の方でしたか。