ニューホーム Ｎ３０００

手元ランプが点いて電源は入るようですが、動いたり動かなかったり、動いてもバックしかしないってミシンの修理依頼を受けました。

動いたり動かなかったりってのはモーターのカーボンブラシの故障だろう、バックしかしないのは油が固まって返しレバーが戻らないのだろうとは電話の内容で思いました。



開けて見ましたらやっぱりモーターのカーボンブラシが飛んでいました。

新しいカーボンブラシとキャップを付けて無事動く様に成りました。





バックしかしない方は、ちょっと見当違いだったと言いますか、私には初めてのケースの故障です。

写真では解りにくいのですが返しレバーから繋がってるフックが外れていました。




手が届かないので基板も外して矢印の辺りの部品を組み立て直しました。

最後にピカピカに磨いて完成です。

お客様は若い奥様。
お母さんから引き継いだミシンだそうです。
これでお子様の入園準備が出来ると喜んでいただきました。

ブラザー Cesilia

電源が入ったり入らなかったり、動いていると思ったら止まったりするという症状のミシンの修理依頼がありました。

お客様宅に伺ったときにはまったく電源が入らず、メイン基板のヒューズ切れか？コネクタの接触不良か？と思いつつお預かりしてきました。


天板を空けてみましたら物凄い縫い埃が溜まっていました。
釜の下にもたくさん溜まってます。







でも、この埃でミシンが動かないわけじゃありません。

前カバーを外して底板外して、モーターのカーボンブラシに異常は無いようです。

メイン基板のヒューズはハンダ付けされてましたので、切れていた場合は交換が困難か？と思いましたが、テスターで確認したところヒューズも切れては居ませんでした。

さて原因は・・・

端子コネクタに接点復活剤を吹き付けて刺しなおしてみたら電源が入りました。
コネクタの接続不良だったか？と組み立て直しましたが、やっぱり動きません。
もう一度分解して再度コネクタの刺し直ししてみましたが電源が入りません。

何度かコンセントの抜き差しをしていると電源が入ることもある。

やっと分かりました。




コンセントプラグの断線が原因でした。

切断して市販のコンセントプラグを取り付けて問題なく使えるように成りました。

コンセント抜くときにコードを引っ張って抜いてたんだろうなと想像出来ます。




タバコのヤニもきれいに落として修理完了です。

お届けしたときに、電源コードはちゃんとプラグを持って抜き差ししていただくよう注意しなくっちゃ。