三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

縁あってOld Timer誌に三菱ジープに関する記事の連載をさせて頂いています。その②

2019-03-25 20:39:12 | 日記
ようやくホームページビルダーは目星がつきましたので、横道はこのあたりにします。昨日、gooブログもリニューアルされて使い勝手がいつもと違います。やれやれ慣れることが多くなってきました。前後しますが、Old Timer Vol 165への投稿内容は以下のようになります。編集者の方はさすがにプロです。当方の原案は、あっという間にビシバシ修正がかかります。プロの編集を受けた後の文章は実に分かりやすいです。

《初回投稿内容》
 私は、三菱ジープのファンです。『三菱ジープ互助会』というブログを中心に、情報発信を続けております、東京都日野市の塩井と申します。三菱自動車の方々もご存じない三菱ジープに関する事柄を今回から連載させて頂きます。

【三菱ジープ黎明期のエンジンについて】
実は、書籍『三菱ジープの歩み』にも3J,4Jエンジンのことにはズバリには触れられてはいなんです。同書のP153に以下のような記述があります。この『三菱ジープの歩み』という非売品書籍は、ヤフーオークションに定期的に出品されています。原本はグリーンの表紙ですが、コピー版は薄いブルーの表紙になっています。新しく三菱ジープを所有されるようになった方は、是非この書籍をお読みいただきますとかなり三菱ジープに対する理解が深まると思います。
一説のくだりにはこのような記載があります。『JH4ハリケーンエンジンは、CJ3B型以降のジープに搭載されたF頭式シリンダーヘッドのエンジンであり、これ以前のCJ2A/3A(J1,J2型)には、サイドバルブ式のライトニングエンジン4型が搭載されていた』『しかし、ハリケーンエンジンといえど、シリンダーヘッドを除けば、ベースはほとんどライトニングエンジンと同じである。1953年にウイリスオーバーランド社と技術契約を結びジープの完全国産化に着手したが、最初のJ1,J2型はCKD(完全部品供給方式)のため、ライトニングエンジンであった。』この答えは、新三菱重工業時代(1952年5月~1964年6月)の整備解説書の中にありました。3Jエンジンと4Jエンジンは、ウイリスオーバーランド社製のもので、3JエンジンはL頭式で、4JエンジンはJH4同様にF頭式燃焼室が設定されていました。ボア・ストロークは3エンジンとも同じで、排気量も2199㏄。但しエンジン回りを含めた寸法や整備重量には大きな違いがありました。(添付画像 ジープエンジンの諸元表)

 

次回は、型式指定関連の情報を見ていきたいと思います。・・・という具合に続いていく予定です。



★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

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