もう一度1968年4月発行のパーツリストをじっくりと観察してみました。以前はあまり注視していませんでしたが、特定の車台番号から部品番号が変更されています。その塊を一カ所に集約したら以下のような事に気が付きました。資料の中にあるsalはインプットミスでsealが正解です。eが抜けていました。時間を見つけてオリジナル資料を修正しておきます。分かりやすいように勝手に第一世代と第二世代と命名してみました。おそらく第一世代までは、CJ3B-J3のオリジナル部品が使用され、それ以降の車台番号から2つの部品、つまりJ636565 gasket pinion shaft oil sealとJM07644 Oil seal pinion shaftを合体させてA306286 Oil seal pinion shaftにしたのではないかという事です。旭川のKE47さんの手元に私がインドから輸入したCJ3B-J3用のpinion shaft oil sealがあり、同時にJ34から外したA306286があるので、その確認をお願いしたところです。JM07644相当が輸入できれば、合体版のA306286 通称デフミットオイルシールが作りだせるかも知れません。三菱ジープは奥が深いです。
《デフピニオンシャフトオイルシールの構成部品の推移》
《linkする1968年4月版パーツカタログからの部品図》
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。