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【一重の着物】~袖がほつれた~

2013年05月19日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【一重の着物】~袖がほつれた~

5月も半ば過ぎれば、昨日今日の様に暑い。
ひとえの着物をあれこれ出して、物色。
丁度良さそうな紬を着てみたら、
袖が破れた?大きくほつれた。

絹糸が弱っていたのだろうと思う。
生地は大丈夫みたい。

ついでだから、丈でも出してみようなどと軽々しく・・・
自分の寸法は、女子の並寸でピッタリ。
この着物、148cmの母のサイズ。
すべてが一寸(3cm)小さい。

特に裄丈、袖丈は、8cm違う。
最近の袖丈は、長目が主流。
調べると、この裄を出すのが、一番難しいことが判った。
前幅も、後幅も、おくみも全部が関係してくるのだ。

背中心以外は、全部解かなくては・・・それ無理。

「 褄下を75cm、袖丈を50cmに、
前と後の幅を調節出来る様に、衿を幅広に 」
そして、ほつれた袖を縫い直しする事にした。

これなら、衿を解くだけ。