修行の本
2011年05月28日 | 本
ストイックな生活を送っている人に反応する私は
この本を見つけたとたん、
どきどき
しかも右上のお坊さんの顔を見て
(あ、この人知ってるーーー)とさらに反応。
知ってるといっても、
以前借りた比叡山のDVDに登場してただけで
それでも親しみを感じて読んでみると、これはもう脱帽するっきゃない。
知らなかった…
こんなにたいへんな修行を乗り越えた方だったとは。
わかってたつもりだけど、DVDだけじゃ伝わりませんでした。
もう一度「比叡山」DVDを借りてみなければ
厳しい修行はまだいいとして
厳しすぎる修行ってどーよ??
と思ってしまう私。
俗世間を離れ、神仏に身を捧げる覚悟の人が
神仏に近づこうと思う一心で自ら選択した行為だから
他人がとやかくいうことはないけれど
けれど…
過去のものとはいえ
念仏を唱えながら炎に焼かれて亡くなってしまう
焼身修行(焼身供養)ってのは何よ??
一瞬
一般人も参加できる福護摩まつりの火渡りを思い出したけれど
180度違う気がするし…
狂気の修行の数々を知り、
その真理は深すぎて怖すぎて
とても近づけないなと思う私
あるらしいわね。
折しも、今日はお寺の護摩炊き法要だったの。
ご住職がいつも話される言葉に感心するんだけど
この前、このお寺で五重塔の落慶法要があってね、
勿論、たくさんの檀家さんが集まったんだけど
その時に見えた高野山の偉いお坊様も見えて、
その五重塔には白龍がとぐろを巻いて守ってる姿が見えると話されたそうよ。
ご住職は全然、見えないから「はぁ、そうですか。」としか答えなかったけど、それが本当なら
嬉しい事ですと言ってたわ。(笑)
修業をすると、見えないものが見える人と、どんなに修業を積んでも何も見えない人がいるらしいわね。
私もそんなものは見えない方がいいし、そういう精神修行は、ただ生きてる事だけでも
すごい修業だと思ってるからなぁ。(*'▽'*)
私もこの世で生きてるのが修行だと思う。
悪い人がいなくて悪い事の起きないあの世じゃ
何も修行できないから
修行のために
善も悪も存在するこの世に生まれたんだと思う(笑)
それにしても白龍が見えるなんて凄いお坊さん!
そーいえば厳島神社でも
見える人は龍が見えるそーな…
私は何も見えなかったなぁ…
ま、それでいいんだけど(笑)