数日前から毎日少しずつスタジオ内を解体しています。
たくさんあった背景のロール紙と布が
とうとうあと一つになりました。
背景用の布を取り外したら曲がった金属の輪が出ててきたんだけど、
これが意外に長くて頑丈で
切ることも曲げることもできません。 (長さは3mくらい)
左にちらりと見えるのは、金属の輪から取り外した布をたたんでいる母。
なんとかたたみ終えたら、次は……
最後に残った(撮影用の)背景紙を分別する作業。
厚紙だけど、切りやすいので
少しずつ切っては小さくたたんでいきます。
背景紙をすべて取り終えたら、金属製の芯が二つ残りました。
この芯がなかなか外れません。
よく見ると、父が壁に穴をあけて、何やら設置しているらしく
壁の向こうを確認するしかありません。
壁の向こうに行くには、三階(屋根裏)に上らなくては……
どきどきしながら上っていくと……
あったー!
これを取り外せばいいんだわ
しかしネジやら電気の配線やらが通っていて
苦闘すること 30分。
やっと取り外したところ。
思ったよりも大きくて重い。
そしてついに金属製の芯も取り外すことができました。
あとは父が天井に取り付けたレール。
このレールに沿って、反射用のパラソルや照明を動かしていたみたい。
業者に頼むとお金がかかるからと
すべて父が1人で工夫して取り付けたとのこと。
解体することになって改めて知りました。
いろんな意味で父の凄さを。