地方に住んでいるおばちゃんが初めて体験したエキストラ。
参加の雑記 ~ いろいろ ・・・・
映画は昭和32年の設定、ということで 茶髪がダメ。
なので てらしまでマニキュア(黒)を購入して色づけしました。
昔風の洋服を引っ張り出し・・・
長いスカートやローファーも用意してかなりの大荷物
「待ち時間が長く発生するので・・・」 とあったので
ヒマつぶし用に文庫本&雑誌、お菓子や飲み物も用意して
ほんとに大荷物 で出発!しました。
集合場所からバスで移動 ~
車内で隣に座った方と会話 ・・・
どうやら、衣装は向こうで用意されているので持ち込まなくてもよかったらしい。
現場到着。
担当者と助監督さん(この時はフツーのお姉さんかと思ってた)が
各自に配役を割り振り、カンタンに説明。
衣裳部屋で役に見合った服を用意してもらい、着替え。
終わると メイク&ヘア、小道具さんにくつやバッグなどをもらいます。
私はブラウスとカーディガン・くつは自前のでOK。
赤ちゃんをおんぶしてねんねこ・ショール、布袋のバッグで準備完了。
メイクは何人もが順番待ちなので、時間がかかります。
その間に腹が減って
ヘアをやってもらってる間中、お腹がグーグー鳴ってました
控え室へ移動して朝食(おにぎり&少しのおかず)を食べる ・・・・
・・・ のもつかの間、撮影開始の支持が出て、現場へ移動。
おにぎりは一口しか食べれず トイレにも行きたいし!
現場の講堂は冷え込んでました。
大勢のスタッフさんと機材の数々・・・
早速 テスト開始です。
何度も何度もテストをして・・・
夢中でやっていると 隣の扉がパッと開き、女優さんが入ってきました。
女優さんはすぐ側の席に座ってヘアを直してもらったり、
前の席に腰掛けて出番を待っていることも。
テストでもリハーサルでも、ビシッとやっている男勝りのお姉さんがすごい
後でこの方が助監督さんと知ったのですが、
全てにわたって的確な指示が出ます。
細かい部分も熟知していて、監督の意向を全部代弁している感じ。
照明、音声、カメラ・・・・
それぞれにプロの皆さんが動いていて これが映画の現場か~ っつ感じでした。
少し慣れてくると
エキストラの皆さんの中にもプロがいることが分かります。
プロダクションに所属して 都内から来ている人達
漂ってる雰囲気が違う~
皆さん 慣れた様子で女優さんには目もくれず・・・ でした。
12時前に昼食になり
やっと食べれる~ でも 時間は少ないー で 控え室に。
朝飯のおにぎりと昼用弁当の中から食べれそうなおかずを詰め込んで・・・
あっという間のお昼休みでした。
(朝・昼ともかなり残ってしまった!もったいない )
“待ち時間” というのは
現場でずーーーーっとスタンバイしている時間のことです。
控え室で待っていると思ってたので・・・
持って行った ヒマつぶし物は全く必要ありませんでした。
もっとも、小道具のバッグの中にこっそり携帯や本なんかを入れて持ち込んでも
マナーを守ってさえいれば許されるのかも。
実際、ケータイをいじってる人もいました。(写真撮影は禁止です)
午後も同じようにテスト、リハーサル、本番 の繰り返し・・・
途中、トイレ休憩が少し入りますが
基本的に現場にずーーーーっといます。
シーンをいくつか撮り ・・・・
夕方になって一部のエキストラは控え室待機になりました。
再び現場に行くも・・ 必要なし、とのことでこれで終了~
夕飯のお弁当と記念品(Tシャツ)をいただいて解散となりました。
私はボランティア出演でしたが
中にはシルバー人材センターから来た皆さんも。
フィルムコミッションに登録されてる方も何人かいたようです。
映画の撮影は長丁場!
独身で自由の身の人は問題ないですが、
主婦の場合は家族の協力ナシでは出演不可能です。
ウチはたまたま春休みだったのでご飯の用意だけして長男に任せましたが、
ばぁちゃんが居て家事をやってくれたり・・ じゃないとムリですね~。。
そして 報酬よりも映画の撮影に参加することを楽しめる人じゃないと・・・ ですかね~。
監督さんや俳優さんを至近距離で見れる、っていう利点はありますが
翌日は疲れでヘトヘトで・・・
何もしたくなかったー
なんにもせず、誰にも会わず(家族にも)
1日 ぼ~~っと休めたらサイコーだったろうなぁ。。。
撮影の日、ほとんど飲まず・食わずで・・・
ナンだかんだで動いてたせいか、家に帰ってからお菓子を山ほど食べて寝て
昨日も甘いものが欲しくて食べ続けてましたが
体重は減ってました。
ハードな1日だったんだなー