ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

普通列車グリーン車考

2011-03-11 07:29:54 | 鉄道
今日は朝から都内の本社で会議なので、高崎線の籠原駅に車を置いて電車で上野に向かいます。
今朝は7時08分籠原始発上野行、国鉄型車両211系15連、グリーン車が2両連結されています。
始発なので普通車でも十分座れますが、朝のラッシュ時1時間20分ほどを超混雑のロングシートで過ごすのも苦痛なので、ついグリーン車に収まってしまうのです。
以前書いたように、グリーン料金が外勤日当とほぼ同額でそれほど高くないのもうまくできている。
故郷関西には普通や快速にグリーン車はないけれど、料金的にも近鉄特急を利用する感覚と言えばいいでしょうか。

さて今日の旧型車211系。新型のE231系と異なり、まだ敷居が高かった頃の古きよきグリーン車の雰囲気を残しています。

例えば、デッキ扉の着色ガラスに「グリーン車 GREEN CAR」の文字。
以前なら、この扉の先は足を踏み入れることも憚られる異空間という感じでした。
新型のE231系のグリーン車は料金値下げと共に登場したので、快適性のレベルは高いもののあくまでもカジュアルな雰囲気です。

籠原始発の場合、普通車でも座れるので途中の鴻巣辺りまで誰も乗ってこないときがあります。
鴻巣まで来ると上野まで50km圏内で料金も更に安くなりますし、一方の普通車は着席不可能。
ここで一気にグリーン車も座席が塞がります。

籠原から鴻巣までは20分少々。ダブルデッカー車の車端部の8席区画の小部屋なら、今朝のように貸し切り状態の超贅沢が味わえることもあります。