今回の地震はマグニチュード8.8は国内最大、非常に広範囲で壊滅的な被害が出ているようです。
まずは直接被害に遭わせた方には、心からお見舞い申し上げます。
さらには地震災害だけでなく、それによって生じた原子力発電所の安全性や電力供給の脆弱さは、
今後のライフスタイルがどうあるべきか、考えさせられる警鐘とも思えます。
今東北で起きている事態と比較すれば些細かもしれませんが…
私の居住地は群馬県南部で震度5弱でした。勤務先は建物が古いせいもあって大変なことになってます。
そして地震発生時に、私自身は東京都江東区の臨海地区にいました。
大地震発生による帰宅困難者いわゆる帰宅難民となってしまったのです。
3月11日:都内の本社で全国支店の営業担当者を集めた会議に出席。
・朝6時半、自宅を車で出て籠原駅前に駐車、高崎線で都内へ。
朝食は車内で軽くパンとコーヒー。
・朝10時、会議開始。
昼食休憩が短かったので、カップ麺で済ます。
・14時50分ごろ、地震発生。
本社は昨年末完成した、最新の免震構造ビル。
緩やかでに感じる大きな揺れが長時間続いた。
・16時ごろ会議が終わるが、帰宅のめど立たず。
帰宅の交通機関は前面麻痺。家族との連絡も取れない。
自販機のカップ麺を1食分確保。最後の1個だった。
・19時ごろ、メールで家族の無事確認。
本社ビル内で夜を明かし、交通機関の再開を待つことに。
本社内同一フロアは数百人の帰宅困難者が待機。
・22時ごろ、地下鉄、一部の私鉄が運転再開。
帰宅可能者は帰宅開始。
3月12日:3時ごろには、本社フロアは50名くらいに。
・朝5時前、ネットでJRの運転再開見込みが配信。
京浜東北線、高崎線は、7時ごろより通常の3~5割の本数で運転再開。
⇒上野発の高崎線は30分間隔の運転と判断。
宇都宮線の再開見込みが立っていないこと、上野駅周辺の避難者数から判断して、
上野~大宮間の輸送力は圧倒的に不足が見込まれるので、高崎線での帰宅は極めて困難と判断。
迂回コースによる、帰宅ルートを検討。
・5時15分、熊谷在住の上司と、熊谷に車を置いている後輩3人で、本社を出発。
・5時半、有楽町線で池袋に向かう。
・6時10分、西武池袋線で所沢へ。
途中、緊急地震速報発令や地震発生の非常停止などはあったが15分遅れ程度で所沢到着。
・7時15分、西武新宿線南大塚下車。
ここは、以前勤めていた会社の勤務地なので地の利がある。西武新宿線では小駅だが、
関越道川越IC最寄りで、駅付近に地元大手のタクシー会社があり、比較的タクシーを拾いやすい。
駅前ロータリーに待機車はなかったが間もなく、1台空車がやってきた。
・8時5分、関越道東松山ICを経由し熊谷駅着。上司と別れ、後輩の自動車で自分の車がある籠原駅へ。
・9時、無事自宅に帰宅。
・10時、勤務先出社。被害状況確認。
今回感じたこと、
①地震当日、朝食、昼食ともにごく軽くすましたのに、夕食もカップ麺で、菓子で腹を満たすことに。
⇒3度のご飯をちゃんと食べることも、リスク回避には必要です。
②携帯が初期のスマートフォンでワンセグ機能が無かったので、他人のワンセグ携帯を横からのぞく羽目に。
⇒携帯の充電器は絶対に持ち歩きましょう。
③帰宅は、ネット情報だけでなく自分の経験や知識をフル動員すればスムーズに帰れる方法は見つかる(かも)。
⇒どこの駅でタクシーを拾えば…最後は運次第なので、せめて確率のいい方法を推測する助けにはなります。
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まずは直接被害に遭わせた方には、心からお見舞い申し上げます。
さらには地震災害だけでなく、それによって生じた原子力発電所の安全性や電力供給の脆弱さは、
今後のライフスタイルがどうあるべきか、考えさせられる警鐘とも思えます。
今東北で起きている事態と比較すれば些細かもしれませんが…
私の居住地は群馬県南部で震度5弱でした。勤務先は建物が古いせいもあって大変なことになってます。
そして地震発生時に、私自身は東京都江東区の臨海地区にいました。
大地震発生による帰宅困難者いわゆる帰宅難民となってしまったのです。
3月11日:都内の本社で全国支店の営業担当者を集めた会議に出席。
・朝6時半、自宅を車で出て籠原駅前に駐車、高崎線で都内へ。
朝食は車内で軽くパンとコーヒー。
・朝10時、会議開始。
昼食休憩が短かったので、カップ麺で済ます。
・14時50分ごろ、地震発生。
本社は昨年末完成した、最新の免震構造ビル。
緩やかでに感じる大きな揺れが長時間続いた。
・16時ごろ会議が終わるが、帰宅のめど立たず。
帰宅の交通機関は前面麻痺。家族との連絡も取れない。
自販機のカップ麺を1食分確保。最後の1個だった。
・19時ごろ、メールで家族の無事確認。
本社ビル内で夜を明かし、交通機関の再開を待つことに。
本社内同一フロアは数百人の帰宅困難者が待機。
・22時ごろ、地下鉄、一部の私鉄が運転再開。
帰宅可能者は帰宅開始。
3月12日:3時ごろには、本社フロアは50名くらいに。
・朝5時前、ネットでJRの運転再開見込みが配信。
京浜東北線、高崎線は、7時ごろより通常の3~5割の本数で運転再開。
⇒上野発の高崎線は30分間隔の運転と判断。
宇都宮線の再開見込みが立っていないこと、上野駅周辺の避難者数から判断して、
上野~大宮間の輸送力は圧倒的に不足が見込まれるので、高崎線での帰宅は極めて困難と判断。
迂回コースによる、帰宅ルートを検討。
・5時15分、熊谷在住の上司と、熊谷に車を置いている後輩3人で、本社を出発。
・5時半、有楽町線で池袋に向かう。
・6時10分、西武池袋線で所沢へ。
途中、緊急地震速報発令や地震発生の非常停止などはあったが15分遅れ程度で所沢到着。
・7時15分、西武新宿線南大塚下車。
ここは、以前勤めていた会社の勤務地なので地の利がある。西武新宿線では小駅だが、
関越道川越IC最寄りで、駅付近に地元大手のタクシー会社があり、比較的タクシーを拾いやすい。
駅前ロータリーに待機車はなかったが間もなく、1台空車がやってきた。
・8時5分、関越道東松山ICを経由し熊谷駅着。上司と別れ、後輩の自動車で自分の車がある籠原駅へ。
・9時、無事自宅に帰宅。
・10時、勤務先出社。被害状況確認。
今回感じたこと、
①地震当日、朝食、昼食ともにごく軽くすましたのに、夕食もカップ麺で、菓子で腹を満たすことに。
⇒3度のご飯をちゃんと食べることも、リスク回避には必要です。
②携帯が初期のスマートフォンでワンセグ機能が無かったので、他人のワンセグ携帯を横からのぞく羽目に。
⇒携帯の充電器は絶対に持ち歩きましょう。
③帰宅は、ネット情報だけでなく自分の経験や知識をフル動員すればスムーズに帰れる方法は見つかる(かも)。
⇒どこの駅でタクシーを拾えば…最後は運次第なので、せめて確率のいい方法を推測する助けにはなります。
