絶滅危惧種…3.5インチのフロッピーディスク

仕事柄、特殊な測定機器を使うことがあります。
そして特殊な測定機器は、その特殊性からそう度々更新されるものではないので、
物凄いPCやOSで動いていたりします。

先日、出先の測定機器をお借りして、データの測定を行ったのですが…
OSはWindows95で、記録媒体はPC内臓のHDか3.5インチFDのみというクラシカルな仕様。
USB端子は？付いてないっす…汗
もちろん、インターネット接続もなく、古いPCと測定機器だけでシステムが完結。
外部の機器なので、自社にデータを持ち帰らないといけない…3.5インチFDが必要だ！！

ところが我が町の家電量販店をはしごしても、今時3.5インチFDの扱いはない。
結局、県境を越えて栃木県足利市のPCデポへ！広い店内の片隅に、1個だけ置いてありました。

10枚入りかぁ。1枚だけしかいらないのに。
レジの兄さん「これぇ、フロッピーですけど、間違いないですか？」
本当にいまどき3.5インチFDなんて買うやつはいないんですね。

無事、データは3.5インチFDに保存。
そして職場に戻って…これまた別の測定機器付属の古いPC～幸いFDドライブとUSB端子が付いていた～で、USBメモリーにデータをコピー。
そのUSBメモリーで仕事用のPCにデータ移動。Windowsも、95→XP→7と三段跳び。
実に煩雑な作業を伴いました。

3.5インチFD(2HD)は絶滅危惧種に認定。
そいえば、3.5インチの2DDディスクや、5インチFDは完全に絶滅？