スティーブン・ポージェスがポリヴェーガル理論に則って作成したSSP(Safe and Sound Protocol)を請け負う
UNYTEのホームページに7月4日に投稿された、レベッカ・ノウルズという人の論考によると、
ポリヴェーガル理論の提唱者スティーブン・ポージェスは、
最近、Research.com が5月8日に発表した「最優秀心理学者」(Best Psychology Scientists)のPsychology分野で、
36,052件の被引用数と237の出版物により、アメリカ人で655位(全世界で1028位)にランクされました。→こちら
ポージェスは心理学だけを専門としない科学者であることを考慮すると、この数字はいっそう意義深いものとなってきます。
そんな分野横断的な彼の研究の影響力を示す一端として、AD Scientific Index 2023によれば、
彼の論文で最も多く引用された、1997年の『Psychophysiology』誌に掲載された「心拍変動: 起源、方法、解釈上の注意点」は4409件引用され、
次に多く引用された、生物学的心理学におけるポリヴェーガル理論について説明した2007年の論文「The Polyvagal Perspective」は3526件引用された、
といったところです。
さらに、完璧とは言いがたいものの、研究者の科学論文の到達点と影響力を表わすもう一つの指標である、
AD Scientific Index 2023のH-indexでも、ポージェスは名誉ある数字を示しています。→こちら
H-indexは、当の研究者が執筆した論文のうち、少なくとも同数の引用を受けた論文の数によって計算されるものですが
(例えば、H-indexが10というのは、著者の出版物のうち10本以上が10回以上引用されていることを意味します)、
ポージェス博士のH-indexは99で、51000回以上の引用がなされていることになります。
そしてこれほど高いランキングは、何と、ノーベル賞受賞者を含む世界的な科学者に限られるのだそうです。
それはそれですばらしいことですが、
でもノーベル賞は人気投票ではないのだから、引用件数だけで決まるような単純なものではなく、
大事なのは、その引用した多くの論文の方が、いかに科学的に意味のある研究へと結実しているかということです。
今回のノウルズ氏の論考は、あくまでSSPを請け負うUNYTEサイトの、
プロモーション・ライティングでもあることは留意しておかないといけません。
<文 献>
Knowles, R.,2023 Revolutionizing the study of the autonomic nervous system : the growing legacy of Dr. Stephen Porges, posted July 4, 2023, on
1/h^n=1/f^n+1/g^n、
第一式おもしろい着想ですね。マクロ経済学のホットな話題として財政均衡主義と現代貨幣理論(MMT)の競合モデルの方程式や関数なんてものはできないのでしょうかね。
まあ簡単に言うとシナジーということで
1+1=2 だけではなく
1+1=3 という世界を
数理的に表現しようとしたもののように受け止められる。
重要となるTTT曲線の均一核生成モデルでの方程式の解析をMathCADで行い、熱力学と速度論の関数接合論による結果と理論式と比べn=2~3あたりが精度的にもよいとしたところなんかがとても参考になりましたね。