コロナ：免疫機能と嗅覚

先に覚書として病態を推測しましたが、新しい情報により訂正します。

オーストラリアの研究所が、ＢＣＧワクチンが効く可能性があるので、臨床応用を始めた。
これは、ＢＣＧワクチンが免疫力を高める効果を狙ったものです。
これからわかるのは、免疫機能が失われるのは、先に書いたような末期ではなく、初期ではないかと言うことです。

つまり、初期の潜伏期間に、感染者の免疫機能を失わせているのでしょう。
新型コロナウィルスには、ＨＩＶと類似性が指摘されています。
これが、免疫機能への影響のことを指しています。

これで、肺炎の症状が出ると、一気に悪化するという理由がわかります。
潜伏段階で免疫機能を失っていれば、すぐに広がって重篤になります。
かなり、計算された攻撃的なウィルスで、自然発生したとは考えにくいですね。

もう一つ、初期症状として、嗅覚がなくなるということも伝えられています。
これが、医学的に解明するのは、先になりそうです。

僕も、数年前に嗅覚を失ったことがあるのですが、鼻汁だけがやたら出てくるという風邪症状でした。
鼻粘膜だけが、炎症を起こしたということですが、初めての症状で、温泉行った後発症したので、硫黄ガスによる病変と思いました。

症状がなくなるまで1カ月近くかかったのですが、その後匂いを感じなくなりました。
テレビで行っている通り、味もしなくなり、一生このままだと嫌だと思っていましたが、1年ぐらいして嗅覚が戻ってきました。

ウィルスによる嗅覚異常は、嗅神経そのものにウィルスが作用するのでしょう。
これが、免疫機能にも作用するのかわかりませんが、脳に一番近い神経なので、非常に不気味なことです。