夫人の「いいね！」が局面を変える？

今回の文書書き換え問題は、本当に強い関心持たれていますね。
ブログの紹介に書いたとおりに、ここはふだん閑散としているのですが、昨日のアクセス数は、これまでで最大になりました。
と言っても、たいした人数ではありませんけどね。

さて、本題ですけど、この問題は大きく進展し報道が続いています。
そんな中、阿倍さんの昭恵夫人のフェイスブックで、夫人本人が「いいね」ボタンを押したということが、各新聞ネットで報じられました。
小さな記事ですが、新聞社が報道に値すると判断したということです。

財務省の問題になっていますが、昨年に大きな問題になったのが、この土地の売買に、阿倍総理もしくは夫人が関わっているかどうかでした。
安倍さんは、もし関わっているならば、総理大臣どころか議員さえ辞めると、啖呵を切りました。

それを明らかにするために、売買の過程を記したと思われる公文書の提出が求められたわけです。
財務省本庁は、2月の時点では、公文書の内容まで知らなかったかもしれませんが、提出を求められ、まずは局長が破棄したと見え透いた嘘をつきました。
これは、改竄するための時間稼ぎだったかもしれません。

書類から消去したかったのは、もちろん昭恵夫人に関する部分です。
つまり昭恵夫人（というよりも総理ですが）をかばうために、財務省職員は官僚制度始まって以来の決算書類の改竄を行ったのです。
その改竄に関わった職員が、責任感から自ら命を落としました。

そのさなかに、「野党のバカげた質問ばかり」というコメントに「いいね！」ボタンを押した。
今、自分が渦中の人物であることの認識がまったくないのでしょうか？

これは、かばってきた官僚たちも、自分たちは何をやってきたのかという虚無感を感じるしかないでしょう。
麻生さんが矢面に立っていますが、逃げ切れるとは思えませんね。

「いいね！」が、局面を大きく変えるかもしれません。