Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Waterman Gosling Racer No.4

2023-12-03 | PEANUT SCALE MODELS




紙貼りに進みまーす。

今回の機体はエアブラシ塗装とかドープ下地塗装とか裏面チョーク色付けとか一切無し!
すべてデータ出力プリンター印刷で済ませます。
印刷した紙が出来上ってからの工程は通常の白い紙貼りと同じなんですが、そこまで辿り着くのが非常に面倒で、出来上がった機体との微妙なサイズと位置合わせ、プリンターの色合わせ、実際に貼ってみた雰囲気とか見たり・・・等、実は大仕事で時間を消費します。マスキングしながらブラシ塗装するのと時間的にはそれほど有利なわけでもありませんが、唯一室内で吹付なんかして真夜中のシンナー遊びするよりは健康的であります。

ですからサラッと1枚印刷して即紙貼り完成!なんてのは夢のまた夢!

やっと満足な印刷が出来て先ずは小物の水平&垂直からテストで貼ってみました。





なんとか行けそう・・・ 余白には適したサイズがあり周囲1cm程度が理想。
位置合わせに黒インク0,1mmでドットを基準になる箇所に印刷してあります、もちろん完成時には隠れてしまう位置に。





縮みがかなり強い紙なのでゆるゆるに貼っております。スプレーボンドですから最悪引きずられて剥がれる危険性もありますが、そこまで行かないことを祈りながら・・・





アルコール割の水をスプレーして様子を見ます、後縁で2mmのカイモノしてます。





黒の胴体は難しいのか簡単なのか? インクジェットのプリンター印刷では強く擦ると色が薄くなってしまうし・・・
艶消し黒はエアーブラシの方が気を使わなくて簡単、でもこのロゴを入れるのはブラシでも正直面倒です。





僅かなズレとかは出来ましたが思い通りの位置に貼ることが出来ました。





「カラフル・ウォーターマン」に近づいて来ましたよ!






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Waterman Gosling Racer No.3

2023-11-25 | PEANUT SCALE MODELS




ピーナッツにしたらちょっと大きめの水平尾翼・・・
いつもと同じ工法なんですが翼端処理したり中央部分の加工がいささか面倒。心配なのは上反角をどれくらいにするのか?それとも必要ないのか?
胴体から少しだけ主翼は離れてます、ウイング・マウントと主翼の取り付け方法とか、簡単な迎え角変更方法とか、色々考え始めるとなんだか手の動きが止まります。





簡単にできる部分から始めます。主翼はまだ平のまま・・・このままでも行けるかも?





ウイングマウントの差し込み部分に少し厚めのバルサを使います、どんな細工をするのか決まっていませんが・・・





もうこれは「保険」として翼端に2mmだけ上反角。
ゼロだと翼が垂れ下がって見えてしまいます。
これくらいなら我慢できる範囲だと思います。
で、どうやってその長いバルサ処理するんですか?最初に切っておけば良いのに!





まあ何とかなるんです、恐る恐るサンディングすれば。


ここからの減量は勇気を出して0.1g・・








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Waterman Gosling Racer No.2

2023-11-20 | PEANUT SCALE MODELS

お久しぶり! ピスタチオ!

このサイズ感、指先の感覚すら戻っていないのに突然作り始める・・・こともあります。
最初は恐ろしいほど頑丈な骨組みが出来ます、作り直します。
こんな強度いらねー・・・ 作り直します。
そして水平尾翼3枚目くらいにやっと感覚が戻ってきます。

最初に使う1本のバルサ角材、それが完成した時の機体重量を決めます。





出来上がってみるとこんな「ヤワ」で大丈夫? とか思いますが・・・ 大丈夫なんです。





側板も疑心暗鬼・・・ 製作中に壊すのは殆ど自分のミス、飛行中にダメージで壊れることは滅多にありません。





角胴になるとちょっと頼もしくなります。





ノーズは面倒な工作が・・・でもここをシンプルにする訳にもいかないし。





主翼支柱のマウント部分を補強しますがちょっと過保護?





順調な滑り出し!
このあたりで何かに突き当たる時って間違っても最後までたどり着けない。


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Waterman Gosling Racer No.1

2023-11-12 | PEANUT SCALE MODELS






そろそろ始めますか・・・
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Skiptown Cadet No.4

2023-10-03 | PEANUT SCALE MODELS


初飛行はグライドも安定しゴムを300回程巻いて投げてみる・・・と
「一直線!」に美しい飛行します。

こんな時には可動式のラダーやエレベーターがお役に立ちます。最初はスラストを左にガッツリ切って飛ばしてみましたが思ったほど旋回しないのでラダーを調整しました。するとさすがに効きはダイレクト、理想的な旋回半径で飛行するようになってきましたが、気になるのは後半で少し旋回が大きくなる事、飛行中のバンク角がきつ過ぎる事でした。この状態ではゴムの巻き数を増やしていっても「華麗なるパイロンターン」をするだけで上昇はしないし一つ間違うと頭からダイブしそうです。ラダーとスラストの量を少しずつ変更しながら最適な落としどころを探します。バンク角を浅くするのに翼端バラストは効果的かもしれないけどその影響で今度は飛行の後半でにサークルが大きくなる・・・という問題も。
結局、翼端バラストは取り付けないで妥協点を見つけることにしました。ゴムのサイズを変えたり小さなタブを付けたり取ったりしながら何とか納得の飛行をするようになりました。初飛行では1分近く飛行しましたが2分は無理としてもかなりのポテンシャルは持っていそうな機体です。

製作から初飛行までのビデオです。

左下の「見る」をクリックするとYouTubeで開きます



                https://youtu.be/KwLX4zbltns




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Skiptown Cadet No.3

2023-09-25 | PEANUT SCALE MODELS
これで飛ばなかったらどうしよう・・とか考えながらの記念写真。





サイドスラストは左にふり幅を多く付けてありますが現在はニュートラル。





ラダー、エレベーターが自由に動かせる機体って何年ぶりでしょう。





飛行調整するときにはそれだけ自由度が増えますから飛ばないわけにはいきません。





0.11gの君に託した、頑張っておくれ!




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Skiptown Cadet No.2

2023-09-11 | PEANUT SCALE MODELS





そんなわけで主翼の製作に入りましたが写真撮ったのはたった3枚!これってどうよ。











まあそれだけ興奮しないとか記憶にとどめて置くほどのモノじゃないってことでしょうね。ですから凝ったところは全くございません、ただひたすら組み立てるだけ・・・ こんなのも意外と楽しい、そして時間が早く過ぎるのは飽きない一つの理由になるかも。

些細なことは考えずひたすら無心になって製作に没頭する、「ビルダーの鏡」みたいです。 か? 





ちょっと珍しい薄口のスパッツなんかはタイヤ差し込んで何枚も写真撮ってます。謎・・・





バルサのお仕事は3日で終了、この調子で行くと1週間もあれば完成しちゃいそうですがそうは問屋が卸さない。
サラッと作ればいいものを、何かしらヤリタクナルのがスケールモデラー・・・
昔作ったインディアンのイラスト使ってちょっと遊んでみる、しかしこれが長引く原因。
もう紙なんてこだわらず何でもOK、四国土佐産の極薄紙ですが印刷したのは良いけれどインクの乗りが微妙に不自然、しかも湿度の変化に超敏感!
これを貼るのはちょっと危険だと判断していつもの紙にも印刷、しかしこちらも濃い目のドープ仕上げの紙だったので色むらが出来てしまう・・・サーどーする。
結局、最初の紙を使うことにして恐る恐る準備します、もちろん神経たっぷり使いました。





プロペラは不良在庫の2本を選んでサンディングします。どうしてこれが残っていたのかは不明、軽くて硬くて問題なく使えそう。





流石に紙が軽いのと何も考えずに組み立てたシンプルな機体ですから軽く仕上がっています。
でもこれ以上重くすることは・・・したくないけど。





「ちょっと操縦席淋しいから・・・」って余計なもの作ります。
まあ無くても特に問題にはならないんですが。





こうしてチラッと見えた時の雰囲気が違うと自分を納得させます。





この角度でしたら必要ありませんが・・・





オープンコックピットで無人なのは何か淋しいと思う・・・ だから、もうおやめなさい!





ブレーキが利かない状態で・・・





これはこれで良いんです。





こんな無駄なことが将来の肥やしに・・・なりません。





でもまあ、楽しい! o,11gの快楽・・・





胴体に主尾翼をドッキング。
ボンドを薄めて仮付けします、問題なければ隙間にちょっと濃い目のやつ充填。





水平尾翼はエレベーター部分に2本の角材使ってますから調整可能、ですから心置きなく接着可能。





これ以上紙のテンションかかりませんように・・・ 今のところは優等生。





ノーズにプロペラユニット取り付けて何とか5グラムは切っていますが現在操縦士不在!





着座姿勢で見えない所は無駄ですからどんどん切り落としてしまいます、それでもゼロにはなりません・・・





風防ガラス取り付けて完成とします。
やはりスケール機と違ってもろもろの縛りがありませんから仕事が早いんでしょうね。

たまにはこんなのもアリです、これで良く飛んでくれれば君は偉い!

       (続く)


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Skiptown Cadet No.1

2023-09-06 | PEANUT SCALE MODELS



夏の殺人的な暑さも去り9月に入ってからは少し過ごしやすくなりました。
何も記憶に残っていないこの夏・・・一体何してたんでしょう!

低翼機の調整方法を基本からお勉強すること、何を今更感はありますが飛ばない時にどっちへ進めばいいものか迷うことだってあります。まあそこでシンプルな機体を1機作るのも悪くないと思い探していた時に見つけた機体。当然スポーツ機の類いですから実機はありません、でもその雰囲気はプンプン醸し出しています。このような機体はF.A.C,では「エンブリオ・エンデュランス」なるカテゴリーに分けられていて翼面積や機体サイズの細かなルールもありますが、滞空時間にスケールポイントが加算されるところからすると本格的な競技機ではなくスケール感のある滞空競技機みたいな落としどころなんでしょうね、ペックの「プレーリーバード」もこのクラスの機体です。面倒なことは考えなくてもOK、本格的なスケール機を作らない人、作れない人、ちょっと気軽にスケール機風の機体を作りたい人向けです。その機体サイズは18インチもありますからここは13インチまで縮小して製作します、「ピーナッツ・エンデュランス」でしょうか?




この機体もペックから販売されています、ロングセラー「プレーリーバード」とは少し雰囲気は違います、低翼機ですから少しハードルは高いのかも。





1991年のデザインですがそんな古さを感じません。





スケール機じゃなくても胴体や翼の作りがそんなに変わることはございません。縮小してますから胴体は気持ち複雑に、何も凝らず無難に・・・





水平尾翼を少し調整出来れば主翼の迎え角は理想的な感じ。





余計なことはしない、シンプルで没個性的ですが何か?





同サイズ角材を各2本用意して組み立てます。本来ノーズは下側が少し狭くなっていますがそれは省略します、あくまでも正四角胴です。





スムーズな曲線が出来ていれば合格、もちろん左右対称で!





ゴムかけ用のバルサがスカスカですぐに穴が大きくなる予感、内側に補強をしておきました。





角胴が出来たらねじれのチェック、見つけたら強引に修正します、最悪角材取り換える場合もあります。
側面だけサンディングしてみます、連続した美しい曲面が出来ていれば問題なし。





ノーズに基準となるバルサを貼りつけます。中央に穴を開けて角材が黒のラインと並行になっていることを確認します。





作りが少し込み入ってますから太く見えますが1,2mm角です、0,8mmを使っても良かったかも。





胴体上部を追加します。ちょっと変わった作り方・・・





背骨の2本を直線になるように溝を掘ってから接着します。





余分な部分をカッター&サンディング・ブロックで削ります。胴体下の角材を削らないように紙テープを貼ってます。





最初から切り出したパーツを使って組み立てるより正確なラインが出来ます。





まあシンプルな機体ですからここまでストレスはゼロ!


       (続く)










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Nesmith Cougar No.5

2023-08-11 | PEANUT SCALE MODELS










製作工程をまとめてビデオにしました。





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Nesmith Cougar No.4

2023-07-10 | PEANUT SCALE MODELS






かなり長めのゴムを詰め込むなら重心位置はそこそこ良いところに来そうです。
前から見るとエンジンが無くてスケスケですからやはりここは何か目隠しをした方が・・・





紙粘土で早速試作してみます。
黒の紙粘土で済まそうとも考えましたが一応塗装はしましょう。





限りなく重さを感じないことを目標に・・・





表側の塗装が染み込んでる所まで削っていきます。
これでシリンダーの根元部分を切り取ればよろしいかと・・・
取り付けはテスト飛行の後にします。








・・・という事で「ひと夏のネスミス」ひとまず完成とします。



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Nesmith Cougar No.3

2023-06-29 | PEANUT SCALE MODELS
コレがないとネスミスじゃない!





良く見かけるネスミスの三面図には必ず描いてあるんですが何故か形状が全く違います、途中で変更になってしまったの?
その詳細はわかりませんが一応写真通りに作ることにします。





前縁を切断するのは少し勇気が必要ですがボックスに近い作りなので大丈夫。





整形したらちょっとだけ負荷をかけてみます、ここで捻じれることもありません。





何か忘れ物は?あるでしょ・・・
とか、考えながら一気に紙貼りをします。





使用する紙は白にインクジェットで黄色と黒を印刷したもので、こってりインクが乗らないようにかなり薄く印刷しています。インクを濃い目にするとにじむ確率も高くなりますから必要最小限の省エネ印刷にしました。





胴体側面はスプレーボンドで貼りつけています。今回使用している「PLUSのスプレーのり」は3Mの55番よりも接着力が弱いので経年変化で剥がれてきそうな不安はありますが、最終的には紙と紙がオーバーラップする箇所には水性ボンドでシールしますから問題は起きないでしょう。





胴体の両側面を貼ったらエッジから数ミリ残して切り取り折り曲げて貼りつけます。





上下面は折り曲げた部分と乗せた紙の隙間に面相筆で水性のりを染み込ませて貼りつけます。





背中のラインが命!ですから紙を貼る前に角材のラインを修正します。





窓部分はペケに切れ目を入れたら内側に折りこみます。
薄めたのりで押さえたら乾燥後に余分な部分を切り取ります。





操縦席はこのダッシュボードがないと間抜けな感じになりますからメーターパネル含めシンプルな作りです。





排気管とインテークを取り付け、脚はスケール感を損なう細さのピアノ線にもパイプ状の葦のストローを割って張り付けます。





主翼の差し込み部分は出来上がっていますから押し込むだけ!
後縁材付近に位置決め用の0.2mmピアノ線を差し込んで微調整します。
上反角が決まったら支柱を取り付けます。
全体の製作工程の中でもかなり興奮する「最後の砦」みたいなシーンです。





主翼と胴体に隙間が出来ませんように・・・





尾翼を仮付けしてネスミス君が「カタチ」になりました。





これから重心位置がどのあたりなのかを調べます。
この機体のバランスを見るとゴムを積まない状態ですとノーズヘビーになるかも?





プロペラユニットを除いて完成状態です。
そして問題の重心位置はソコソコ良いところに来そうです(願望)。
駆け足で製作した機体ですがここまでトラブルもなく来ました。
最後に作るプロペラユニットはいつもより重くならなければ大丈夫・・・





パーツとして完成した状態、重くならないよう真剣に手抜きしてます。





スラストが決まれば金属ビスは取り外し瞬間直付けの予定ですが、そこまで必要ないかも・・・
薄く削ったスピンナーが割れませんように・・・


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Nesmith Cougar No.2

2023-06-19 | PEANUT SCALE MODELS

ネスミスの「キモ」はノーズと背中に走る1本のライン!

個人的な感想ですがこのあたりをきっちり抑えれば似たような機体と間違われる事も無いように思います。





そこでノーズソケット。 予め整形した1本のバルサを四隅に貼ることにしました。中抜き整形するより簡単ですし美しく仕上げることが出来ます。
中央にスピンナーサイズの航空べニアを貼りつけてそれ以外の部分はリューターで削ることにします。でも重心の関係でテールヘビーになってしまったらオヨヨ!もう少し様子を見ることにしますが中に埋め込むシリンダーヘッドだけは紙粘土で作っておきます。





想像より小さな機体ですからパイロットを乗せるならコックピットに無理やり押し込むくらいのデカいサイズになりますね。今回はそこまでするかどうかは未定ですが・・・





飛ばすことに関してテールウインドと比較するとネスミスの方が難易度は高いようなので、水平尾翼は図面では実機標準で小さく描かれていますが10%くらい拡大した方が保険として安心できると思います。





主翼はペックの図面に影響されてかどうか?リブの枚数はしっかり充実しています。最初は赤のラインだけにしてみようか・・・なんて考えましたが図面通り。





「ネスミスの証」みたいな主翼になりました。





前・後縁を整形したら翼端の加工して完成です。胴体との接合箇所は最後に考えましょう。





まあ、それなりの重さ・・・
付け根の差し込み部分はちょっとだけ補強しておきます。





カーボンシートを取り付けて胴体にプスリ!
隙間なく差し込めば上反角が少しだけ付くように胴体側のリブを寝かせてあります。





2枚のリブがツライチになるようにサンディングします。





後退角・前進角が付かないように一直線になるようにお祈り・・・





これからどんどん増えていきますが今のところは・・・





細かな部分を除いてこれで木地は完成!


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Nesmith Cougar No.1

2023-06-13 | PEANUT SCALE MODELS

2023夏・ネスミスで遊ぶ





去年の夏はオートジャイロのイベントでかなり凹みましたから今年はそんなことがありませんように・・・ってことで、黄色と黒のネスミス。

今から35年程前、東京の萱場達郎氏(故人)からネスミスの資料を頂きました。その中に雑誌の表紙に写っているネスミスのコピーがありました。アメリカンモデラーの1959年2月号とありましたが、残念なことにモノクロコピーですから「このネスミスは何色なの?」という疑問をずっと抱いておりました。当時すでにペックのキットは絶賛発売中でしたがそのキットには赤の紙が入っていてNナンバー3641 と紹介されていました。当時この実機を検索しても確かな情報を探し出すことが出来なかったことを記憶しています、この赤い機体は何処へ行ってしまったの? 時が過ぎ、現在同じようにネット検索してもこの赤い機体の情報は集めることが出来ません、しかしNナンバー登録時のオーナーは解りましたのでそちらに問い合わせ中です。





そんな&こんなで古くから大切に持っていた表紙のコピーですが今ではネットで簡単に探し出すことが出来ました、しかもカラーですぞ!
同じく検索中に見つけたペックのサイトのネスミスも赤からこの黄色と黒の塗装に替わってるじゃありませんか!
そんなわけで今年の夏はこの機体でワンデザインコンテストでもという話が持ち上がり、新たに図面も描いてもらう事になりました。

この2枚の写真を見ると何故かペックのキットから想像するネスミスとは少し違うイメージが制作意欲を掻き立てるのでございます。





キットのネスミスとどかが違うの?(全然違う!)という話は横に置いて全体を見れば昔作った懐かしさが・・・・
胴体側面のトラスはかなりひ弱なバルサを使った時の「神頼み」かもしれませんが、私はそんな冒険してません。





「スキスキ」でちょっとだけ不安な部分もあります、でもゴム切ったりしなければ何とか耐えられそう・・・・





フィルムを裏返してもう1枚作りますが1枚目に使ったバルサと同じ質のバルサ(同じ角材)を同じ場所に使います。そうしないとバランス崩れて胴体が歪んだり捻じれたりする原因に・・・・





何処を補強するかはこれから考えますが、かなり太い胴体ですから空間容積半端ない・・・・





この時点で重心位置の模索が始まっています。予想ではゴムかけが後ろの方なのでバランス的にはイイ線行くのでは・・・・





最終的に1本だけ追加しましたがこれで持ちこたえられるか・・・・

そのサイズからすると非常に軽く感じますが、それは気のせいです。


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Davis DA-2A No.16

2023-05-26 | PEANUT SCALE MODELS




その後のデービス君。 「不運な事だってあるさ・・・」

丁度1年前の2022年5月に製作を開始したデービスDA-5Aですが、新作ラッシュで昨年は飛ばす機会がなく今年に入って初飛行しました。
最初はどんな飛行をするのか不安でしたが問題なく左旋回に入りました。飛行の後半パワーが弱くなるとフレアーをかけたように失速しかけて左右に揺れながらオートジャイロみたいに降りてくるのがちょっと気がかりでしたが重心を前にしてダウンスラストを増すなど応急処置をしたら何とかその癖は少し出なくなりました。
しかし飛行の後半はまだ「方向性に難あり」で、それがVテール特有の癖(すりこぎ運動)なのか単純な調整ミスなのかがわかりません。重心位置の移動では収まらないので頭を抑える目的でテールに小さなタブを付けたところ何とかだましだまし最後まで周回してくれるようになりました。屋外とかもう少し広い会場であれば何の問題もありませんが限られたスペースで飛行させるには切実な問題です。

順調に飛行してた機体が突然軽いピッチングに入り飛行方向がちょっと定まらなくなります。まあ飛行の後半で壁に接触したりするのはインドアではよくあること・・・、運が悪いと垂直落下してブレードを破損したりしますがいつもいつも壊すことはありません。





方向が定まらず直進しかけた機体は壁に接触していつものように頭から落ちていきましたが左主翼から床に当たって見事に「モゲル事態」となってしまいました。修復は可能なので安心しましたが翼端に力がかかると付け根の取り付け部分が意外に弱いことが判明。











そこでスパーをカーボンシートで補強を追加して修理しました。同じく脚の0.3mmはやはり問題アリで飛行中に振動を起こしてしまいます。そこでこれをなんとか取り外して0.4mmに変更しました。











高度を上げるためにゴムを太くして巻き数を増やしていきましたが問題なく上昇してくれました。次回はもう少しゴムを長くして巻き数を増やすことにします、完全な飛行を目指して・・・


修復前の初飛行と2回目の飛行ビデオです。






こちらは紙貼りと塗装をまとめたビデオです。





こちらは木地完成までのビデオです。





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Lacey M-10 No.6

2023-05-24 | PEANUT SCALE MODELS


製作中の写真と飛行会での初飛行の様子を1本のビデオにまとめました。












癖のない無難な飛行をしましたが、ゴムはまだ短い状態ですから重量はまだ増えていきます。心配していたスパイラルの兆候もありませんでした。


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