「ひつまぶし、ひまつぶし、ギャドフライ・・・」
そんな不謹慎な考えから始めたわけじゃ。
「やるからには最後まで、たとえ何年かかろうと完成させて飛ばすことに意義がある」とか思っています、最近その精神もいささかマイルドになってしまっています・・・
でもガンバル!
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作り始めて、「この機体ってすごく小さくねっ?」 いや、胴体の話ですが。脇で極めて大柄な胴体を同時進行で製作していますので、その小ぶりさを実感。主翼も矩形翼でシンプル、短いノーズは水平対向スコーピオン・エンジンで盛り上げればバランスはそこそこ、と良いことずくめ、なのでちょっとその気になって来ました。
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いつものことですが、恒例のちょっとだけ図面イジリをしてモーター・ペグの位置を変更します。そんなにしちゃったら今度はノーズ・ヘビーですから!みたいなことが過去にありました。(アイアンサイドはテールに重り!)
しかし「ゴム変えても重心が変わらないことは正義だ!」と考えておきましょう。
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大き目のピスタチオ機か?みたいなサイズ感。大柄ピーナッツの胴体の中にスッポリ収まるんですから。
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背中も見栄を張らず、同じ角材を使って・・・
ソフトな物の選抜部隊です、他に使えなさ気な角材ですね。
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唯一面倒なのが垂直、ここまで簡単に進んで来たお詫びに?ボール紙仕立てのテンプレートをおごります。
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主翼もサクサク・・・バルサの準備さえ出来ているなら1時間ほどで完成。
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ちょっと厄介なノーズの曲面、どーする?角材でカタチ作ることはちょっと無理ですから、潔くバルサ・ブロックで戦います。
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外形を整えたら内側のほとんどを削り捨て、もう一度はめ込んでみます。外形を何度か修正し、もうこれくらいで・・・と決まったら内側を光の透ける限界まで削り完成。エンジン凝らなきゃ、そこそこでよろしいんでしょうが。
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コックピットもプランクして胴体らしくなってきました。それでも可愛いサイズです。
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今回コックピット後ろのカマボコ型の胴枠は1枚も入れていません。角材の前後で位置決めしたら。内側からバスウッドをかませているだけです。本来なら3箇所でよろしいのですが、指先で押さえた感じでは紙に負けそうなんで5箇所で支えてもらっております。
あっけなく木地完・・・
「ここで休憩に入ると、なかなか抜け出せない・・・」こと学習してますから!