Additional small parts・・・・
気のおもむくままタミヤのサーフェース・プライマーを塗ったタイヤですが、その上に塗ったミスター・カラーとの相性が非常に悪く・・・マット黒が乾いてくるとサー大変、ひび割れして下のタミヤ白が強引に顔を出してきます。同じアクリル塗料なんですが、やはり違うのですね!タミヤさんを押さえつけるのに苦労しましたが何とかしちゃいました。バルサ、ブルー・フォームと作ったタイヤ中央部の膨らみ(リム部分)ですが、使った物は白いコピー紙にラインだけ印刷して折り目を付け、胴体と同じ紙を貼ったオール紙製です。これが軽い訳でも無く、ただこの方が簡単で見栄えが良い・・・折角作ったブルー・フォームですが紙を貼っても色が透けるのでボツとしました、遠回りしたけど、こんな事もあるんです。
手つかずのコックピットも切り抜きます。図面のアウトラインがちょっと信用出来なかったので色々な実機写真を参考にラインを決めました。まずは型紙を作りましょう。紙を半分に折ってラインを引きます。半分に折った紙を開いてその部分に乗せ、ラインを入れます。慎重にカッター・ナイフで切り取り、最後に周りをサンディングします。
コックピット部分の色は木目ですから、色塗りせず紙を貼る事にしましょう。少しバルサの生地が透け、それらしく見えそうな色の紙は2枚。さてどっちにするか・・・
コックピット周りの緩衝材も一緒に準備。使う材料としては色々候補があるんですが、今回は残っていた紙粘土を細くしたものを使います。乾燥して棒状だった物を、一度水に入れて緩めます。コックピットの形状に合わせてもう一度乾燥させます。
残ったバルサ小物パーツもコックピットと同じ紙を貼ります。各4本ずつある支柱が組み立てる時に、どれがどれだか・・・なんて事の無いように内側に位置がわかるよう記しておきます。
計器盤をを付けてノーズ部分にシルバーを塗ったら、組み付け出来そうです。胴体以外のマーキングも残っていますが・・・
Covering tissue・・・
まずは無難に水平尾翼から紙貼りを始めました。チョークを濃くすると下地の色は透けにくくなります。しかし全体の色がクリームっぽくなってしまいましたので、ちょっとだけティッシュでふき取り薄くしました。最高級純白バルサでしたらこれでOKなのでしょうが、レーザーカットですからこの辺で我慢しましょう。主翼、胴体と問題なく貼り終えました。紙を貼ると今までの重量感が少しだけ無くなります、気分的なものでしょうが・・・
紙の乾燥を待つ間に、タイヤの木目が気になりましたので、サフェーサーで目止めします。引き出しから見つけた新品ボトル、こんなのいつ買った?早速試し塗り。木目は完全に埋まりました。もう一度サンディングして黒のつや消しを塗れば・・・
Highest grade solid (display) models to be seen in Japan
愛知県犬山市で開催されました、国内では最高峰のソリッドモデルが集結する第22回全国合同例会にお邪魔しました。国内で活動されている6クラブが集まって、2年に一度開催される合同の作品展ですから、当然素晴らしい出来映えの機体ばかりで、その凄さに圧倒されました。
塗装方法やウインドウの処理を含めその機体が放つ重厚感は、蓄積された多くのノウハウによって完成された結果なのでしょう。まだまだピーナッツ・スケールも見習う部分がたくさんあるように思います。見入ってしまい数枚しか写真を撮ることが出来ませんでした、残念!
Chalking Tissue of Esaki white tissue・・・・・
生地完写真も撮りましたから、そろそろ紙貼りの準備です。実機の布張り部分は淡いクリーム色にします。オリーブド・ラブやダーク・ブラウンも良いのですが機体全体が暗くなってしまい重く感じます(実際重い!)。そこで今回は実機にもありそうなちょっと明るいリネン色にしました。ノーズカウルとコックピット前部は金属ですから別の紙を貼ります。まずは2色のパステルでどんな感じになるのか試してみます。やはり少し濃いめの方がよろしい感じ、粗めのサンドペーパーで削って紙の裏側に少しずつ落として行きます。これが済んだらテイッシュ・ペーパーで縦横むらが残らなくなるまでこすります。ブラシを吹くよりは簡単、空気も汚しません、指先は汚れますが・・・
写真の右側がオリジナルの白色、そして左側がパステル仕様です。良い感じに仕上がりました。紙はエサキさんの薄口白色です。
これだけじゃ寂しいから・・・先週土曜日の秋色です。(長野県木曽郡南木曽町妻籠付近)
Olympus E-300 ED 9-18mm F4.0-5.6
Setting of the main wings・・・
「もうタイヤの写真は見飽きた!」などとお叱りをうけております。忙しくて更新する時間がありません。しかーし、機体は少しずつですが完成に近づいております。
面倒な主翼の取り付けですが、これは空中ジグ?で済ます訳にもいきません。設計図からトレースした薄紙をボール紙に貼り付け、不要な部分をカットして上翼の取り付けジグを作ります。主翼上面と下面は図面と微妙に違っていますから、現物合わせで微調整します。
2枚の型紙が出来たら、これを胴体に仮付けするのですが、膨らんだノーズ・カウルが邪魔になりますから、その幅に合わせて並行になるようバルサを取り付けます。
さあ、ここからは仕事が早いぞ!と思ったら支柱が未整形・・・ 長さを再度確認して、各2本づつ仕上げます。最初からすべてがきれいにセット出来る事はまずありませんから、慎重に進めます。下翼の位置合わせも左右でずれないようにセットして、それに型紙ジグを合わせてテープで固定します。これで上翼の位置、角度が決まります。
胴体と上翼の位置関係が間違いなければ、支柱4本を取り付けます。図面上で作った支柱の長さを合わせ、ジグの上に上翼が正確に乗る様に調整します。
上下の翼がずれていないか?迎え角は問題なし?上反角はOK?胴体と主翼は? 眺めていると、おかしな所を必ず発見・・・まずは仮組ですから、これくらいにしましょう。