ペラと車輪を除けば生地完、重さだけでも記録しておきます。
人間って不思議なもので重量の数値は記憶しますが、バルサの質によって七変化する強度の感覚は忘れてしまいます。その都度強度試験する訳じゃありませんから限界がわからない、強いて言えば紙貼りでその一部を試しているようなもの。紙貼り前に生地のデータを残しておくのは紙貼り後の重量増加を知る程度でしょうか、同型機を何機も作る訳じゃないから参考程度です。
リブ数が少ないですから、ここは真面目にガセット補強します。
ウイングレットはこれが重いのか軽いのか、10枚くらい作れば答えは出てくるんでしょうね。
胴体はちょっぴり頑丈そうですが、いまさら間引き出来ないし・・・
先尾翼は補強&部分プランクしたらここまでメタボになりましたが、重心からはまだ余裕?
ザッとこの程度、ピアノ線とペラとタイヤ増えると3グラム前後でしょうか。
ピーナッツ・スケールの場合は機種や形態によって紙貼り後の重量増加は大きく異なります。完成近くなると気絶するほど重くなっていくのは、ダミー・エンジンや機銃だったり、大きなタイヤとか張り線だったりで、飛行に貢献してくれる物って何ひとつありませんもの!
コピー紙にテスト印刷したカラーデータ、製作図面からレーヤーして描いてますから図面通り作っていないと微妙にズレます。余白を計算したつもりでも時々激しくミスりますから、一応現物を置いて確認だけします。勝手なデザインだから、どうにでもなるところが素敵です。
試しに貼ってみます。たとえ気に入らなくても、ここまで来て色を変えようなんて思いません、とってもメンドーサ・・・
今後のテストも兼ね?色の出方とか濃さとか滲み具合とか、紙との相性やプリンターの性格をお勉強するにはこんなお仕事も楽しくて心地よい。
胴体はネジレの心配なさげですからサクサク、シワの出来具合は紙の縦目横目が影響している場合が多いですネ。
足回りは紙貼り前に付けておいた方が無難、貼りづらいけど切り込みで乗り越えます。
無駄な計器板?も付けます、悲しいサガです。
インスタント「両側の紙で何とか頑張るタイヤ」も完成、使うのは3個、歩留まり悪し・・・
主翼の取り付けは左右の迎角だけ注意してつつがなく終了。上反角は少な目、両翼端で持ち上げても頑張ること確認、衝撃で簡単にはずれる程度の強度しか持ち合わせていません。
翼端板取り付けます。本当に垂直か?見た目で確認。ここまで一夜で貼り終えました。気に入らない個所もありますが、明日の夜もう一度修正しましょ。
ペラは逆ピッチで2組作り、軽い方を使用。早業で取り付け重量チェック。生地完から約2倍、これって大吉?小吉?
重心は主翼前縁から1センチ程前にありますが、投げてみるとオオーッ!糸の切れた凧状態。ノーズにバラスト?はたまた先尾翼の角度付け過ぎ?
ゴム積んでも重心移動はほとんどありませんから、ここは板オモリを挟んで滑空テスト合格。
それにしても旋回しにくそう、「ちゃんと旋回せんかい!」ってイラつくんでしょうね飛行会で。
でも祝・完成です、間に合った・・・