Duane Cole's Taylorcraftその後:
インドア飛行会で無事に初飛行を終えたティーラークラフト、ちょっとオーバーパワー気味のゴムだったんで再度調整要です。右旋回は想定通り、上昇はもう少し緩く、取付角差減らせって事でしょうか?次回迄に忘れた小物を作ってもう一度飛ばしましょ。デカールなんか何処にでもあると思っていた「チャンピオン」でしたが、サイズが微妙に違うので適当に作りました。機体にはこれも上下が逆に貼ってあるんですね。
机の上がきれいに片づいた所で箱を開いたのはコレ!映画ではいつもゼロ戦の身代わり、リノのエアーショウでもアンリミテッドの前座扱い、短足なのに「かたぶとり」、でもじっくり見ると味があるテキサン君です。「ラトルスネーク」製のキットですが、抜き取る前にバルサ・チェックしながらパーツのナンバーを書き込みます。かなり細かいです・・・
今まで丸胴はボール紙の簡易ジグを使って組み立てていましたが、今回はそれも無くして直接図面上で半割のまま作ることにしました。これで基本となる上下左右にある4本の太いストリンガーが波打たなければ良いんですが、さーてどうなりますか。
パーツを抜いたついでに組み立てちゃいます、こんな感じ?小さな胴体ですから胴枠が斜めにならないように注意して決まったら瞬間流します。無理に押さえつけたりすると波打ちます。ユルユルでストレス無いのが一番なのよね!
パーツを溝に押し込んで行くだけですから、短時間でカタチになって行きます。きつめの所はちょっとだけゆるくする、瞬間流す前にストリンガーが直線になっているか、押さえ過ぎて落ち込んでいないかだけ注意します。
ここからは胴体全体がねじれないよう注意しながら細いストリンガーを埋めて行きます。
ちょっと面倒な張り合わせパーツですが、「ブロック」を使わないレーザー・キットの宿命。張り合わせがデコボコにならない様に、キャノピー後部と主翼前のタイヤ・ハウス部分です。
頭のカウリング部分がないのでかなりコンパクト、でも込み入ってます。
胴体ざっくり組み上がったら次は主翼。これも図面の上で流れ作業、片側分しか図面がありませんから、コピー反転して左右分を用意しました。
いくら眠くても同じモノ2枚作ることがありませんように・・・
テキサンは独特の主翼で、途中に膨らんだ箇所があり、そこから後退角がついています。
先ずは左右の翼を作ります。後縁材で位置決め、スパーにリブ差し込みながら前縁接着、最後に細いバルサ押し込みます。
ここを翼中央部分と接着してしまうと紙貼りで難あり、そこで中央部分は胴体とドッキングさせ、外側の部分は紙貼り後に接着としましょ。胴体と翼の付け根に存在する艶めかしいフィレットや翼裏側のタイヤハウスなんかを一緒に作る事にします。
隙間の開いた箇所に膨らんだリブが1枚入ります。最後にイモ付けもしくは爪楊枝で固定に。
ま、ここでちょっとした問題発覚?なんですが、主翼の迎え角がゼロなんですね!
ちょっとあった方が飛ばし易いと思うんですが。このままではプロペラのダウン・スラスト2度じゃ済まないし、水平尾翼もかなりマイナスが必要な感じですから、後先考えず強引に主翼前縁を3ミリほど上げちゃいました。
それって裏側のタイヤ・ハウスとかどうなるのよ?段差出来ちゃうっしー・・・
なんて今考えない、いや考えておいた方が良いと思います。キットにはタイヤのパーツは入っていませんから引っ込んだ状態のタイヤを付けて、段差はなるべく見えない様に努力します。恐る恐るタイヤ・ハウジングを横から差し込んでみます、こんな感じか?
これをどう処理するかはですね、今思いつく方法としましては、紙貼り後にタイヤ半分バルサで作ってここに貼る、中心線に沿って残った部分は?未定。「絵に描いた餅」ですが。
フムフム・・・
今度は上面のフィレット、これは以前作ったゼロ戦と同じ、サイズ的にはちょっと小ぶりですが同じ手法。バルサ濡らしてボールペンでグリグリ、容赦なくバルサパテ埋め込んで削る。こうしておけば紙貼りはスムーズ、手が止まる事もないかと・・・
フムフム・・・