のんびり構えていると、時だけが無情に過ぎてゆく・・・ ワァーオッ!
12月、師走の騒然とした中で気分を落ち着けて紙なんか貼れやしない、しかも暴れ馬みたいに指先の感覚は「バルサ・センサーの方が敏感ですぜ旦那!今、紙貼ってる場合じゃねーだろ」なんて聞こえてくると、むうううっと無性にもう少し木地完の機体を増やしておいてもも良いかな?なんて後先考えず思ったりしてみる。
新作ができるタイミングなんて本当に僅かな気の迷いと悪魔の囁き?じゃないけど、最近は1機作るのにも敷居が高くなって色々な条件が上手く噛み合わないと完成まで行かない、昔と比べると。まあ、昔は難しく考えずイケイケドンドンで雑ですがサクサクとピーナッツは出来てました。ところが最近、そうは問屋がおろさない。
体内に残り少なくなったアドレナリンを過剰放出して一気呵成になんでも行動を起こさないと出来ないのは、加齢ですかい?
そんなわけで指先に研ぎ澄まされた?バルサへの感覚が残っているうちに、もう少し何か作っておこう&冬の間に次期戦闘機を少しでも蓄えておこう(冬眠?)。近くにある図面から数機に手をつけ、サンディングにも飽きてたある日・・・
イスラエルから上物のブツが届く、バッド・タイミング!
1週間に及ぶ日本温泉紀行のフィナーレはイスラエル・ハイファ製の角材とシートの吟味、ふつう温泉行く前にすることですけど。比重だけじゃない色や粘りや香り?も含めて合格点モノでございました。ちょっと使ってみての感想なんて一応1機作らないと解かりゃしないし、どーする?そりゃ今でしょ。もう仕事納めから新年には紙貼りモードで行きます宣言したその翌日に、準備した紙はもう一度お片付けして、エンリケさんのアメリカ旅行中に作っていた「ギャドフライ」の図面をもらったのでそれをスキャニングしてまたもや作り始めました。この機体はもう30年近く昔、トム・ハルマンさんが作っていたので資料は一杯あるしどうってこと無い機体ですが、う~んシルバーと赤か・・・まだ胴体も出来上がっていないうちから色の相談?
まあそんな事が重なり木地完の機体は増える一方、そうなれば当然一緒に紙貼れるところはみんなまとめて・・・なーんてなるのが模型社会の一般的常識、でもここは心を鬼にして2機だけ貼ってみよう、何故に2機なのかが微妙、3機ではダメなのか、一応ケジメということ云々。
でも一番最初にすることは何だ! そう、木地完のアイアンサイドをバラすこと。尾翼なんかボンドで止めてあるし、やわな骨組みだからめっちゃ気を使う。位置決めで空けた穴には荷札の針金を1センチ位の長さに切って差し込んでおきます。そうしないと色塗ってからアレ何処だっけ?と探す羽目になります、いつも数カ所に穴あけたことからの教訓。
紙貼りは何の問題もなく終了、良かったね潰れずに終わって。どれくらい重量が増えたかは見ないことします? どうせこれから直ぐにブラシ吹きますから、でも記録として紙だけのデータは極秘で残しておきます。デカイ胴体のおかげでLLサイズの服を着た状態なんですよねコレ。
アイアンサイドは結局ブラシ吹くことにして、薄いブルーは白に被せ、濃いブルーの方は貼り付けで賄うことにしました、スプレーボンドは重いし乾燥すると端が剥がれて浮き上がって来ますからここは水性ノリ極薄口を使います。ノーズあたりはかなり面倒な曲面ですが何んとかなるでしょう、いえしちゃいます。
ちょっと落ち着いた1月も後半、やっと正常な生活に戻りましたのでそろそろ復活します。写真は全部含めて数百枚撮ってありますが未整理。順次これから・・・
そんでもって最近の状態は?どこまで進んでるの?
今こんなことやってます!
日本の温泉、世界で一番! ま、それはわかるけどセニョール・・・