完全武装のコンパクト:早くも借りちゃいました、でも色々と設定を楽しんでいるだけで外に持ち出していません。このGX200はGX100の後継ですがリコーの高額カメラにしてはちょっとモデルチェンジが早かったですね。オプションを含めると10万円近くにもなってしまうデジタル1眼も真っ青なコンパクトです。カメラを持った時、手に伝わるなんとも言えない質感は、たとえ10年以上昔に私が使っていたフィルムカメラのR1やGR1と同じふくらみを持ったスタイルだとしても素晴らしく進化しています。この10年ちょっとの間に「カメラ」という道具は恐るべき変化をしてしまった事に気づきます。こんな小さなカメラでも高級1眼に匹敵する高画素と高解像力を持ち、綺麗な写真はおそらくいとも簡単に撮れる様になりました。さて、これで何を撮るかですね、問題は。その前にマニュアル読まなきゃ・・・もう頭の中はEOS40Dとミックスダブルス状態です。
今年も色々なカメラが市場に出ました。中でもオリンパスのフォーサーズ(Four-Thirds)にちょっと興味を持ち、カメラ本体とレンズのバランスやそのコンパクトな交換レンズ群など、過去には小さくても個性豊かな素晴らしいカメラを作っていたメーカーですから、そのあたりのノウハウは一番持っていると思いました。デジタル1眼のフルサイズ移行は近い将来、きっと1年後には普及タイプが出そろう予感がしますが、だからといってAPS-Cサイズが無くなる事もないし、サイズ的には一番不利かもしれないフォーサーズでもその写りが致命的なリスクを持っている訳でもありません。E-420、E-520と立て続けに発表されたボディと魅力的なパンケーキレンズに惹かれていくうちに、やはり真打ちE-3とZD ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD に当然のように行き着きました。ちょっとレンタルしたこのセットで色々と遊ばせてもらいましたが、素晴らしい作りで完成度は非常に高く、その感触はE-420、E-520と比べるにはあまりにもこの2機種が可哀想なくらいの出来です。しかし私にとって最大の問題は、あるはずのいやあって欲しいモードダイヤルが無いんです。そんなもん入門カメラじゃあるまいし、シーンモードなんか必要無いでしょ?と言われればそうなんですが、やはり直接目に飛び込んでくるM、Av、Tv、それに出きれば個人の設定が瞬時に出きる機能があれば・・・・と考えてしまいました。電源を入れて最初に目が行くモードダイヤルが無いのはちょっとストレスでした。
そんなこんなで2ヶ月悩んだ挙げ句、我が家に来たのは発売されてそろそろ1年、価格も機能の割にはリーズナブルになったEOS40Dです。これはこれで実に良くできたカメラです。まったく学習していませんからPモードで遊んでいます。
今から何年前の写真なのか思い出せません。一人ホンダSロクで東京へ遊びに行った折、羽村の原田さんと落ち合って立川の伊神さん宅を表敬訪問しました。その足でボスさんのオフィスを訪ね、当時横田基地内でレストアの終了したJ-3カブの写真を撮らせてもらいました。「ちょっと乗ってみるかい?」という甘い言葉に・・・・ペンタックスLXを首にぶら下げて、ボスさんの「乗込み方指導」を受けながらコックピットに座りました。何というひ弱な作り!力を入れると抜けそうな床板、きしむ足回り、ボスさんと二人で150キロ近くある体重を目前にある小さなエンジンで飛び上がれるのかちょっと不安でした。誘導路をゆっくり走って滑走路の端に到着すると、ブレーキを踏んでフルスロットルの儀式、これは「振動」という名の極致です。体中が震え、目に見える物はすべてがダブって見えました。ゆっくりブレーキを緩めて走り出しても、あの小さなタイヤは抵抗が大きいのかなかなかスピードがつきません。それでも時間にして20秒くらいでしょうか、長く感じた地面からの振動が消え、無事にタイヤが地上と離れたのが開いたままのドアから間近に見ることが出来ます。それからの30分あまりはもう感動の世界でした。相模湖上空での乱気流でちょっと我に返りましたが、この素晴らしい乗り物に写真を撮る事も忘れて下界を眺めていました。着陸後にボスさんから「先週はテイクオフ数分後にエンジンストップしたけど・・・今日はダイジョーブデシタ!」って、飛ぶ前に言ってよ!
今週はお仕事のついでに馬篭へ行って来ました。先日購入しましたニコンP-80のテストショットを兼ねて、お相手はペンタックスK100Dです。馬篭は江戸へ八十里半、京へ五十二里半の所にある中山道の宿場、しっかり観光化されていますから日本はもとより最近では海外からの観光客も多い様です。当日もドメスティックよりインターナショナルの方々が圧倒していました。その中には中国からの修学旅行生も含まれています、凄い馬篭に来るなんて!強い日差しの中、800メートルほどの美観地区?いわゆる宿場町再現ストリートを往復、土産物屋とお食事どころが大半を占めています。まあ昔の街道をしのぶ意味ではこれで良いのかな、ちょっと綺麗すぎる感はありますが・・・・・
Nikon P-80
PENTAX K100D
買ってはみたものの、あまり写真を撮る時間がありません。先週末、ちょっと使ってみました。それも学習しながらですから、出来の良い写真など写せませんが、このカメラのおぼろげな性能はちょっとだけ理解できたような・・・。まず広角側で直線的なラインが入る被写体に「ひずみ補正」は必須な様です。結構樽型が気になりますね。画面一杯に顔なんか写したらふっくら写っちゃいそうで、ちょっと恐いかも。少し引くとそれも収まり、なかなか良い描写をしますが、簡単に27-486mm(35ミリ判換算)まで人差し指1本でズームできるため、ついつい200mm位まで安易にズーミングしてしまいます。しかしそのあたりからの写りはあまり良くありません。Finepix F31fdとの比較では、広角側も含め画素数で勝るP-80の描写は、同一領域でも残念ながら負けています、今のところ。今後モード設定を含め色々な撮り方を試してみないとこのカメラの性能は十分に発揮できそうもありません。18倍ズームカメラなんてそんなもんよ!って納得しちゃえばそれまでですが・・・・・
曇り空の午後、我が家の南向き窓からテストショット。広角27ミリの赤い部分を手持ちで望遠486ミリ(中途半端!)で撮影したものですが、さすがに周辺光量は見事に落ちます。それでも何とか見られる我慢の範囲でしょうか。トリミングすることを想定して写せばこれは避けられます。最近のカメラは「手ブレ補正」ばやりです。そんなに私の手が震えているとは思えませんが・・・ここはその機能を信じて手ブレ補正ONです。もう一つ「ゆがみ補正」なるものもついています。上の2枚には使っていませんが、これは広角側での画像のゆがみを修正するもので、「レンズの特性で画像周辺部に生じる歪みをカメラ内で補正。建物や景色のフォルム、ディテールを正確に再現できます。」って勝手にカメラがやっちゃう機能です。便利なようでもあり、やって欲しくない時もありますから、撮影者の判断で切り替えられます。最後に正方形の写真を簡単撮影、1:1モードで!
生まれてはじめて買ったペンタックスSPからMEスーパー、LXと渡り歩き、そろそろデジタルに移行しようと思った頃、ペンタックスにはデジカメ無し!オリンパスに始まりコダック、オリンパス、フジ(3台)と渡り歩いたデジカメもデジタル1眼では昔に戻ってまたもやペンタックス。ニコンとかキャノンのカメラなんかまったく興味が無かったのですが、今回初めてニコンの「世界最小」というフレコミにつられて購入。この世界最小の条件とは「光学18倍ズームレンズ搭載のコンパクトデジタルカメラにおいて」であって決して普通のカメラと比べて小さくはありません。10.1メガ、ISO6400、27-486mm(35ミリ判換算)という恐ろしいスペックなのですが、その性能は?撮像素子のサイズ(1/2.33型原色CCD)はたかがしれていますから、あまり期待するのも可愛そうです。しかし最近の画像処理エンジンはかゆいところに手が届く「仕上げ上手」になっていますから・・・・先ずは100枚ほど撮った感想は?「このカメラの能力を引き出すには相当な努力が必要だ!」という事でしょうか。
上の写真を撮ったFINEPIX F31fd(右側)と1週間レンタルしたSIGMA DP-1(左側)。
現在までのデジカメベスト3(これはあくまでも私の使用目的に合った機種であり、最初にそのプリント画像を見たときの感動値を含めての)1.OLYMPUS C-3030 ZOOM 2.FUJI FINEPIX F10 3.FUJI FINEPIX F31fd この順位は当分変わりそうにもありません。
桜も名古屋では満開宣言、ちょっと足を伸ばして大垣の北にある池田山まで行って来ました。山麓はほぼ満開ですが、山に入ると桜の木はほとんどありません。しかし惰性で「池田の森」がある頂上を目指します。トランクにはハンドランチ1機を積んできましたので、風向きさえ良ければどこでも?投げる覚悟はあります。この山の頂上にはハング・グライダーの基地がありますが東向きの様です。今日の風は穏やかな西風、そこで頂上から少し北へ下がった所にある見晴らしの良い場所で試しに投げてみました。景観は八子ヶ峰に南斜面に似ていますが、下界には垂井、関ヶ原方面が正面に見えますからおそらく南西でしょうか、右手には残雪の伊吹山が見えます。
そして第1投!風はまったくありませんが、なんとか斜面でふわふわ浮いています。サーマルを探しながらあたりをはいかいすること数分、なんとか捕まえることが出来ました。飛ばしながら「祝・2008年初スロープ」の記念写真を撮る事にしました。何せ一人、しかも上空はガスってますからカメラを向けてもオートフォーカスが行ったり来たりでなかなか合いません。それでも右手4本の指でカメラを持ち、小指でエルロン操作 、上空へ機体を持ってきたら、カメラは遠くの山にフォーカス・ロックしそのまま機体方向に向けてシャッターを押す、こんな時に限ってサーマルに入り込んだ機体は恐ろしく速い!。2枚しか撮れなかったのですが・・・・・・果たしてその結果は?
現場で再生しましたが機体は確認できず、我が家に帰ってパソコンのモニターで見たらなんと写っていました。ズームすることも忘れていたらしく広角のまま・・・・・・。バッテリーが心配になり、30分程で無事近くに降ろすことが出来ましたが、「フォーカス」や「ブレード」だったら完全に落としてますね。今度は小指でちゃんとエルロン使えるようにしないと・・・・。
初飛行の後はそのまま「ふるさと沙羅林道」とやらを下って行くと、T字路に突き当たります。左は関ヶ原、右は春日・揖斐川方面、ここは池田山を一周して帰る事にし北上します。途中、「さざれ石公園」とか景色の良い場所で写真を撮りながら家路につきました。