Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

AT-6 / SNJ Texan なのだ!3

2012-04-17 | PEANUT SCALE MODELS

バガボンドに熱中していましたが、「紙を貼る」という行為を指先が思い出したこの機会、一緒にテキサン君も貼り始めました。ところがこっちは丸胴、しかも低翼ですからいくら何でもバガボンドの様な訳にはいきません。しかしこのコマコマした作業も日頃まったく使わない脳をちょっとだけ使ったりして楽しめました。胴体はエサキ・ティッシュ、翼はあまり縮まない別物で挑戦します。

胴体から翼の上面にかけて4ピース!、胴体下面4ピース、胴体側面2ピース、胴体上面2ピース・・・「しわ」が出そうな危険な個所はなるべく回避?紙の繊維の方向を変えたりして、ちじみ具合でストリンガーに無理な力がなるべくかからない様に貼っていきます。しわの出そうな箇所は貼る前に部分的に水をつけて縮ませたり、一度霧吹きすれば消えるような小さなしわでしたらそのままやっちゃいます。

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そもそもテキサンのフィレットはフィレットと言えない位こじんまりとしたもので、ま、あってもなくても済む程度なんですが、実機のイメージとはちょっと違うことはわかっていますがこのまま進めましょ。上反角をプラスした前縁部分は塗装後にタイヤ半分をタイヤハウスにくっつけます、もちろん引っ込んだ状態です。

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下面が終わったら側面の後ろから貼ります。紙をあてがって無理なく貼れる範囲を見つけます。胴枠の無いところでつなぎ合わせますが、最初に貼った紙の端3ミリ程度をあらかじめ水で濡らしテンションかけておきます。その上から貼る紙を乗せて2枚の隙間に薄めた糊を爪楊枝で流し込みます。この作業はサラッと短時間ですること、あまりコネコネしていると変なしわが残りますネ。

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紙の重ね合わせの順序としては「下から上へ、後ろから前へ」と行い最後に上面中央部でつなぎ合わせます。この時点では部分的に水で濡らす事はしますが、全体をシュリンクさせる霧吹きは最後にします。

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紙を貼る時、後で切り取る部分にひっぱる事が出来る「のりしろ」の様な短冊状の箇所を作り、そこを前後左右にずらしたりして平均にテンションをかけ、引っ張る力をコントロールしながらしわを分散させます。

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ちょっと紙が波打つ程度ならしわは出来ません。糊を水でもう一度緩めて引っ張りが集中しないように調整します。

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最後の胴体上面は別物で貼りますがこの程度のナミナミなら最後の霧吹きで消えるでしょう・・・たぶん。

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すべてが終わったら最後にどっぷり霧吹きして、お休みなさい!

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