映画日記(ためし)

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『自虐の詩』

2009年03月15日 | Weblog
ふつう

自虐の詩(じぎゃくのうた) - goo 映画

堤幸彦 監督
中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、ミスターちん、金児憲史、蛭子能収、島田洋八、松尾スズキ、Mr.オクレ、佐田真由美、アジャ・コング、斉木しげる、業田良家、竜雷太、名取裕子、西田敏行 出演

ひなびたアパートに住むイサオと幸江。イサオは無口な乱暴者で、仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れる。内縁の妻の幸江がラーメン屋で働き生計を立てていた。少しでも気に入らないものが並ぶとちゃぶ台をひっくり返すイサオだが、幸江は彼を心から愛していた。幸江は幼い頃、母が家出し、父が銀行強盗で捕まったという過去があり、自分は不幸の星の下に生まれたのだと思い込んでいた。しかし、幸江が妊娠している事が分かり…。

前半はかなりおもしろいと思ったのだが、後半、過去のなれそめがわかるあたりから急激に想定内の物語になってしまった感じがする。
しかも熊本さんのオチのつけかたがゾンザイすぎる。とりあえずまとめてみました、という印象が強い。

イサオ(阿部寛)の態度が変わった理由は、かたぎになったからか? それだけでああも態度が変わるのか(しかも乱暴に)? 説明不足だ。