映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『トータル・リコール』

2012年08月16日 | Weblog
よい

レン・ワイズマン 監督
コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ジョン・チョー、ビル・ナイ 出演

大きな戦争によって荒廃した近未来。生き延びた人類は、裕福な人々とそれ以外の貧しい労働者という二極化が進んでいた。工場労働者のクエイドは、希望のない単調な毎日に嫌気が差し、巷で評判の人工記憶を試してみたいと思い立つ。それは好きな記憶を選んで楽しむものだが、あまりにもリアルな体験のため、中毒者が出るなど社会問題化し、当局によって非合法化されていた。そんな人工記憶を扱う“リコール社”を見つけ出し、憧れの“スパイ”を選んだクエイド。しかし記憶を植え付けようとした瞬間、突如警官隊の襲撃を受け、取り囲まれてしまう。ところが彼は、無意識のうちに驚くべき戦闘能力を発揮して警官隊を圧倒する。自分のしたことが理解できず混乱したまま帰宅したクエイドはさらに、今度は妻ローリーから思わぬ襲撃を受ける。再び驚異的な防御反応で難を逃れたクエイドはやがて、謎めいた美女メリーナと出会い、驚愕の真相を告げられるのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342444





映画館で観た。

ケイト・ベッキンセイルのしつこい鬼嫁ぶりと世界観、ポール・ヴァーホーヴェン版へのリスペクトがすばらしい。

鼻が手になったのもそうだが、フォールの検閲所のシーン。オリジナルを観ていたらだれもがあのおばちゃんが! って思うだろうに(笑)。

また、戦争後の世界の細部の表現もいい。

公権力側の見えすいたウソが2回(笑)。

『アベンジャーズ』

2012年08月16日 | Weblog
よい

ジョス・ウェドン 監督・脚本
ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ヒドルストン、クラーク・グレッグ、ステラン・スカルスガルド、コビー・スマルダーズ、グウィネス・パルトロー、サミュエル・L・ジャクソン 出演

国際平和維持組織シールドで研究中だった四次元キューブが地球の支配を目論む邪悪な神ロキに奪われ、地球は史上最大の危機に直面する。長官のニック・フューリーは周囲の反対を押し切り、スーパー・パワーを持つヒーローを集めて最強チーム“アベンジャーズ”を結成することを決断、シールドのエージェントとなった魔性のスパイ、ナターシャ・ロマノフらとともにヒーローたちの招集に乗り出す。こうしてトニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャーズ(キャプテン・アメリカ)、ブルース・バナー(ハルク)、そしてロキの兄ソーがシールド本部に勢ぞろいし、フューリーから“アベンジャーズ計画”への協力を求められるのだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341611





映画館で、3D(マスターイメージ)で観た。

よくまとめたね~。このバランスのよさはすばらしい(ちょっと長いけど 144分)。

長いといっても主人公級のキャラクターがこれだけいるのだから、人間的な深みとかを求めるのは間違いで、エンターテインメント一直線として楽しむべきだ。スカーレット・ヨハンソンはアイアンマン2のほうが圧倒的に色っぽかったが……。

サミュエル・L・ジャクソンの見せ場がほとんどなかった。

エドワード・ノートンが出ないのも残念。

原作者のスタン・リーがまた出てきたような気がする。

エンド・タイトルがおわるまで席を立つなよ。最大の見せ場があるんだから……。