映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ホーボー・ウィズ・ショットガン』

2012年08月22日 | Weblog
よい

ジェイソン・アイズナー 監督
ルトガー・ハウアー、グレゴリー・スミス、モリー・ダンズワース、ブライアン・ダウニー、ニック・ベイトマン、ロブ・ウェルズ 出演

町から町へと流浪する、くたびれた初老の男“ホーボー”。彼がやって来たのは犯罪組織のボス、ドレイクが牛耳る暴力に支配された町ホープタウン。ドレイクの息子たちスリックとイヴァンが残虐な殺戮を繰り返しても、住民はおろか警察すらも見て見ぬふり。ホーボーも娼婦アビーを助けたばかりに痛い目に遭ってしまい、以後はよけいなことはせず静かに暮らしていた。そんなある日、質屋で強盗現場に出くわしたホーボーは反射的にショットガンを手にするや強盗を始末する。これで目を覚ましたホーボーは、以来町のクズどもを次々と血祭りに上げていく。やがてそれは、ドレイク一族との凄惨な全面対決へと発展していくが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340863#1





どうやらグラインドハウス系の作品みたいで、それだったらグロ描写もしかたがない(笑)。

ホーボーに関しては上のストーリーを読んでもらったり、検索したり、『北国の帝王』を観てもらったりしてほしい。

敵側の描き込みが不足気味だし主人公も過去の説明がなくて強いときと弱いときの差が激しいのだが、グラインドハウスだからしかたないか……。

ルトガー・ハウアーの代表作がひとつ増えて嬉しい。

『プリースト』

2012年08月22日 | Weblog
よい

スコット・スチュワート 監督
ポール・ベタニー、カール・アーバン、カム・ジガンデイ、マギー・Q、リリー・コリンズ、スティーヴン・モイヤー、クリストファー・プラマー 出演

はるか未来の地球。ヴァンパイアとの長年にわたる戦いの果てに、人類は高い壁で囲われた要塞都市を各地に築き、その中に籠って暮らしていた。都市は修道会に支配され、ヴァンパイア征伐の功労者である伝説の戦士“プリースト”たちは報われぬ日々を送っていた。ある日、一人のプリーストのもとに、兄家族がヴァンパイアに襲われ、姪のルーシーがさらわれたとの知らせが届く。ヴァンパイアの新たな脅威を修道会に訴えるも彼らは聞く耳を持たず、都市の外に出ることも禁じられてしまう。しかしプリーストの決意は固く、ルーシーを救出すべく、修道会の命令を無視して荒野が広がる外の世界へと旅立つのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339499





世界設定はありきたりなのだが、人間関係の描き方にひと工夫あるアクション。

人間関係は書くとネタバレになってしまうので遠慮するが、けっこう深い。

低予算なのか省略し過ぎの展開のようにも見えるが(特に教会との対立のところ)、そのおかげで87分とちょうどいい長さになっている。