映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『山羊座のもとに』

2012年11月23日 | Weblog
よい

アルフレッド・ヒッチコック 監督
イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、マイケル・ワイルディング、マーガレット・レイトン 出演

イギリスの流刑地だった19世紀オーストラリア。かつて犯罪者としてこの地へ送られ、一代で財を築きあげた街の有力者フラスキーの元に、一攫千金を狙うイギリス総督の甥チャールズがやって来る。チャールズはフラスキーの妻ヘンリエッタが心を病んでいることを知り、彼女を救おうとするが……。
ストーリーは映画.comより
http://eiga.com/movie/50209/





この作品単体としていいのだが、「似たような話」として『レベッカ』という名作があるし、長回しがストーリーのもたつきを助長しているかのようなところもあってヒッチコックファンからすると評価が厳しい作品。

それでも二階まで屋外をよじのぼるシーンのカメラワークなど、観客をはっとさせるところもある。

話は暗めなのだが、ヒッチコックのユーモアにほっとするところがいくつもある。