ふつう
ジャン=バティスト・レオネッティ 監督・脚本
サミ・ブアジラ、ジュリー・ガイエ、ジャン=ピエール・アンドレアーニ、カルロス・レアル、フェイリア・ドゥリバ、マジッド・イヴ、アデル・エグザルチョプーロス 出演
近未来。高層ビルが建ち並ぶ無機的な街。10代の少年フィリップは、人肉加工場で働く母と2人暮らし。しかし、今の生活に絶望した母は自殺し、一人残されたフィリップは施設送りに。そこで彼は、未来の伴侶マリーと出会う。成人したフィリップは、組織の管理職として働き、就職希望者たちを理不尽な能力テストで“家畜”とそうでない者に仕分けしていた。一方、家庭では、妻になったマリーとの関係がすっかり冷え切っていたフィリップだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344828#1
『カレ・ブラン(CARRE BLANC)』がどういう意味なのか? これを調べるのに手間取った。
ー「カレ・ブラン」とは、フランス語で白い四角、数字のゼロを意味する。フランスの新鋭ジャン=バティスト・レオネッティ監督は、長編デビュー作を「カレ・ブラン」と名付け、人間が“ゼロ”すなわち無へと向かう近未来のディストピアを生みだした。ー
映画.comからの引用
http://eiga.com/movie/78093/interview/
作品の評価、感想を書く前に言っておきたい。
本作をネットで調べるとたいてい「社畜」と「家畜」ということばが使われている。
観る者に考える自由をくれ! おそらく映画を製作した人間とは無関係のバカがこれらのことばを使ったのだろうが、本作を観てほんとうに会社を意識したのか? また、「家畜」のほうも匂わせてはいるが、わざわざこのことばを使う必要性はない。イージーすぎるイメージを押し付けられるのは迷惑だ。
よって面接のシーンも就職なのか、全体主義社会でのステップアップのためのものなのか、はっきりとはわからないと思うぞ。かなり高齢者も受けていたしね。
養成学校みたいなところを出たふたりがともに「ふつうの感覚」を保持していたことと、あまり救いにならないエンディングが減点要素。
映像が美しい。
ジャン=バティスト・レオネッティ 監督・脚本
サミ・ブアジラ、ジュリー・ガイエ、ジャン=ピエール・アンドレアーニ、カルロス・レアル、フェイリア・ドゥリバ、マジッド・イヴ、アデル・エグザルチョプーロス 出演
近未来。高層ビルが建ち並ぶ無機的な街。10代の少年フィリップは、人肉加工場で働く母と2人暮らし。しかし、今の生活に絶望した母は自殺し、一人残されたフィリップは施設送りに。そこで彼は、未来の伴侶マリーと出会う。成人したフィリップは、組織の管理職として働き、就職希望者たちを理不尽な能力テストで“家畜”とそうでない者に仕分けしていた。一方、家庭では、妻になったマリーとの関係がすっかり冷え切っていたフィリップだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344828#1
『カレ・ブラン(CARRE BLANC)』がどういう意味なのか? これを調べるのに手間取った。
ー「カレ・ブラン」とは、フランス語で白い四角、数字のゼロを意味する。フランスの新鋭ジャン=バティスト・レオネッティ監督は、長編デビュー作を「カレ・ブラン」と名付け、人間が“ゼロ”すなわち無へと向かう近未来のディストピアを生みだした。ー
映画.comからの引用
http://eiga.com/movie/78093/interview/
作品の評価、感想を書く前に言っておきたい。
本作をネットで調べるとたいてい「社畜」と「家畜」ということばが使われている。
観る者に考える自由をくれ! おそらく映画を製作した人間とは無関係のバカがこれらのことばを使ったのだろうが、本作を観てほんとうに会社を意識したのか? また、「家畜」のほうも匂わせてはいるが、わざわざこのことばを使う必要性はない。イージーすぎるイメージを押し付けられるのは迷惑だ。
よって面接のシーンも就職なのか、全体主義社会でのステップアップのためのものなのか、はっきりとはわからないと思うぞ。かなり高齢者も受けていたしね。
養成学校みたいなところを出たふたりがともに「ふつうの感覚」を保持していたことと、あまり救いにならないエンディングが減点要素。
映像が美しい。